アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)のミネソタ・ユナイテッドFCは、2019年に開場予定の新スタジアム「アリアンツ・フィールド」の飲食サービス事業について、世界規模のホスピタリティサービス大手のデラウェア・ノース(Delaware North)社とパートナーシップ契約を締結した。
今回の合意により、同社のスポーツ事業を牽引するデラウェア・ノース・スポーツサービス(Delaware North Sportservice)社がミネソタ・ユナイテッドの新スタジアムの飲食パートナーに就任した。
アリアンツ・フィールドの収容人数は19,400人で、デラウェア・ノース・スポーツサービスは同スタジアム内のクラブラウンジ4室、スイート22室、および売店にサービスを提供する。
アリアンツ・フィールドでは、今後発表される予定のエグゼクティブシェフの指揮の下、豊富な種類の地元料理やエスニック料理が提供される。他にも、スタジアム北側のゴール裏スタンドには、ピッチ幅と同じ長さの大規模ビールパブが整備され、96タップ(種類)で地元のクラフトビールなどの生ビールを提供する。
ミネソタ・ユナイテッドのクリス・ライトCEOは、今回のパートナーシップ契約について次のように話した。
「以前は、スタジアムでの飲食というのは最優先事項ではありませんでしたが、今のスポーツ界ではファン体験における最も大事な要素のひとつとして認識されており、デラウェア・ノースはそのことを深く理解している会社です。
サッカーは世界で愛されている競技で、当クラブにとって、アリアンツ・フィールドならではのスタジアムグルメの物語を創出できるパートナーの確保が重要でした。それは、従来のスタジアムフードに加え、このチームをサポートする様々な人々のコミュニティを反映する地元料理やエスニック料理をふんだんに提供できることを意味します」
デラウェア・ノースは、同じくミネソタを本拠地とするメジャーリーグ・ベースボール(MLB)のミネソタ・ツインズのホーム球場であるターゲット・フィールドにも飲食および小売サービスを提供している。また、ミネアポリス・セントポール国際空港とも飲食・小売パートナーシップ契約を結んでいる。
デラウェア・ノース・スポーツサービスのカルロス・バーナル社長は、ミネソタ・ユナイテッドとのパートナーシップについて次のように話した。
「ミネソタ・ツインズとターゲット・フィールドを開場した時のように、今度はアリアンツ・フィールドにふさわしいダイナミックな飲食サービス体験をミネソタ・ユナイテッドと共に生み出すことができ、誇りに思います」
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元記事 - MINNESOTA UNITED PARTNERS UP WITH DELAWARE NORTH FOR NEW STADIUM
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