ビセンテ・カルデロンの解体計画が決定
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エスタディオ・ビセンテ・カルデロン
エスタディオ・ビセンテ・カルデロン (画像:FDV)

スペインのマドリード市は、サッカーのリーガ・エスパニョーラのプリメーラ・ディビシオン(1部)のアトレティコ・マドリードの旧本拠地である「エスタディオ・ビセンテ・カルデロン」を解体し、跡地に住宅地と緑地を開発する計画を承認した。

敷地面積193,804m2の同スタジアム跡地を再開発する「マウー・カルデロン(Mahou-Calderón)再開発計画」は3段階に分けて実施され、総工費は4,200万ユーロ(約53億円)、工期は34ヶ月を予定している。

起工時期は確定していないが、スタジアムの解体は第1段階中に実施され、高速道路のM-30号線を跨ぐスタンド以外がすべて取り壊される。その後、スタンド下部を通る高速道路の封鎖・迂回を経て、最後のスタンドも解体されることになる。

アトレティコ・マドリードは、すでに73,000席の新スタジアム「ワンダ・メトロポリターノ」に本拠地を移しており、同スタジアムは2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズ・リーグの決勝を開催することが決まっている。

55,000席のエスタディオ・ビセンテ・カルデロンは、マドリード中部の南西を流れるマンサナーレス川沿いに建ち、1966年以来、アトレティコ・マドリードの本拠地として多くのファンに親しまれてきた。

※金額はすべて2018年12月下旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - ESTADIO VICENTE CALDERÓN SET FOR DEMOLITION

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