ドイツのハンブルクにあるバークレイカード・アリーナは、2年にわたる改修工事を終え、デジタルコネクティビティを大幅に向上した。
改修前の2016年当時に比べ、220台のWi-Fiスポットが新たに取り付けられ、デジタルサイネージ用モニター、飲食のメニュースクリーン、行き先案内ソリューションも設置された。
また、アレーナ公式アプリも利用開始され、ドリンク商品が簡単に注文できるようになった。決済はキャッシュレスで、施設内の受け取り専用ブースで購入済み商品を受け取ることができる。
また、アプリではユーザー設定やお気に入り登録、リマインダー機能、交通渋滞情報、入場時間、VIPチケットの購入オプションなども利用できる。
他にも、バークレイカード・アリーナを運営するAEGは、デジタルサイネージやIPTVの供給業者であるトリプルプレイ(Tripleplay)社の協力により、314台のモニターを設置した。
このソリューションにより、飲食(F&B)商品を特定の観客に対して宣伝できるようになり、よりカスタマイズされたファン体験の提供が可能になった。
さらに、アレーナのコンコースを取り巻くように設置されているカールスバーグ・バー(Carlsberg Bar)の柱にLED画面が取り付けられ、広告やキャンペーンのアニメーションや動画を流せるようになった。
最大収容人数16,000人のバークレイカード・アリーナは、バスケットボールやアイスホッケーの試合や音楽コンサートなどの大型イベントの開催が可能な多目的アリーナだ。
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元記事 - BARCLAYCARD ARENA COMPLETES DIGITAL OVERHAUL
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