アメリカのアメフト・プロリーグ(NFL)のジャクソンビル・ジャガーズは、自動化用ロボット大手のFANUCアメリカ(FANUC America)社とパートナーシップ契約を結び、本拠地「TIAAバンク・フィールド」に新たに5台のロボットを試合日のスタッフとして導入した。
これらのロボットは2018年9月15日に開催されたニューイングランド・ペイトリオッツ戦で試験運用され、新シーズンでも導入されることとなった。
TIAAバンク・フィールドの運営スタッフに新たに加わることになるロボットは、次の5台。
・フロー(Flo) - バドライト・パーティ・ゾーン(Bud Light Party Zone)でドリンクを注ぐバーテンダー支援ロボット
・レニー(Lenny) - ロウアー・USアシュアクラブ・ウェスト(Lower US Assure Club West)で、来場客と対戦ゲームで勝負する娯楽ロボット
・チアー(Cheer) - ジャガーズに得点が入るとチームフラッグを振る旗振りロボット
・ジャックス(Jax)とジル(Jill) - USアシュアクラブ・ウェストロビー(US Assure Club West Lobby)の来場客を特別メッセージで歓迎するロボットコンビ
FANUCのマイク・シッコ社長兼CEOは、ロボット導入について次のように話した。
「ジャガーズファンの皆様に、FANUCのロボットをお見せすることができて嬉しいです。事業規模の大小にかかわらず、今や多くの企業が生産性の目標達成に向けてロボットや自動化システムを導入しています。
顧客企業の生産ラインの課題を解決し、競争力の維持を達成することが弊社の目標です。弊社の楽しくて、インタラクティブなロボットたちを見て、多くの方に自動化がもたらす可能性を感じてもらえればと思います」
また、ジャガーズのスコット・マッシー企業パートナーシップ担当シニアバイスプレジデントは、次のように話した。
「ジャガーズは常にスタジアム体験で世界初のアクティベーション事業を実現しようと考えており、チームの哲学を応援してくれる新たなパートナー提携でき、今後の発展が楽しみです。
FANUCは自動化産業の最前線を走る企業で、試合日にFANUCのロボットたちがバドライトを注ぎ、対戦ゲームで盛り上げ、試合の大事な局面でジャガーズのチームフラッグを振ってジャガーズのファンたちと触れ合うことができるのは、とても嬉しいことです」
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元記事 - ROBOTS JOIN JAGUARS' GAME-DAY STAFF
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