通信大手のボーダフォン(Vodafone)社が、サッカーのポルトガル、プリメイラ・リーガ(1部)のFCポルトの本拠地「エスタディオ・ド・ドラゴン」で実施した通信ネットワーク環境改善事業が完了した。
この事業では、ボーダフォンのポルトガル支社が同スタジアムに20基の次世代アンテナを戦略的に配置し、Elastic RAN技術による同期を実施。
同社は、今回の改善事業により、モバイルおよびデータ通信のネットワーク容量が10倍増となり、最大で80,000人の来場客をサポートすることが可能になった、と説明した。
また、帯域幅を向上するために3種類のLTEバンドを追加したことで、ピーク時の速度も以前との比較で6倍速となり、5Gbpsの高速ネットワークが利用できるようになった。
収容人数50,033人のエスタディオ・ド・ドラゴンはポルトガルで3番目に大きいスタジアムとして知られる。
ボーダフォンは同社のネットワーク改善事業について、声明で次のように述べた。
「ボーダフォンは、お客様の人生の最良の瞬間を共有し、最も厳しい要件の通信環境においても最高のユーザー体験を提供することに全力を尽くしており、多くのお客様が集まる大型イベントでモバイル通信ネットワークのカバレッジおよび容量を増やす最適プランを提供してきた実績があります」
Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - VODAFONE BOLSTERS COVERAGE AT PORTO'S ESTÁDIO DO DRAGÃO
THE STADIUM HUBの更新お知らせはこちらをフォロー
Twitter:@THESTADIUMHUB
Facebook:THE STADIUM HUB