デトロイトを拠点とするアイスホッケー(NHL)のレッドウィングスとバスケットボール(NBA)のピストンズは、2018-19年シーズンより、共に本拠地とするリトル・シーザーズ・アリーナの入場方法をデジタル化し、紙に印刷または携帯電話に保存したPDF形式のチケットによる入場を廃止すると発表した。
両チームはファンに向けたメッセージの中で、スポーツ興行やコンサートでの試験導入の結果、チケットマスター(Ticketmaster)社が提供するモバイルチケットへの完全移行を決めたと説明した。
また、新サービスが「偽造チケットが流通するリスクを減らし、チケットのインターネット上での以上や2次売買を簡単にするだけでなく、利用者がチケットをインターネット上で管理しやすいプラットフォームを提供する」としている。
新サービス導入により、ファンはチケットマスターのウェブサイトまたはモバイルアプリ上で、チケットの移譲や2次売買ができるようになる。
レッドウィングスのファンはモバイルアプリ「ディストリクト・デトロイト」を使用し、ピストンズのファンはチームの公式アプリを使用してデジタルチケットで入場ができる。
両チームは共同声明の中で、次のように説明した。
「今回のデジタルチケットへの完全移行は、リトル・シーザー・アリーナに来場されるお客様に合理的かつ便利な体験を提供し、また、デジタル化により、チケットが販売・移譲される際に安全なセキュリティを提供することが目的です。
チケットマスターは、米国全土のアリーナやスタジアムでファンが利用している使いやすいプラットフォームを構築しています。モバイルチケットへの完全移行により、お客様に世界屈指のスポーツ&エンターテインメント体験を提供できることを楽しみにしています」
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元記事 - DETROIT TEAMS CALL TIME ON PAPER TICKETING
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