アメリカのプロサッカーの下部リーグにあたるユナイテッド・サッカー・リーグ(USL)は、リーグ拡大を視野に、スタジアム・テクノロジー・パートナーシップをドイツのエレクトロニクス大手であるボッシュ(Bosch)社と複数年契約で結んだ。
今回の契約の下、ボッシュはUSLの公式スタジアム音響&監視システム・サプライヤーとして、同社の製品やサービスをUSLの全会場に提供することになる。
USLのジェイク・エドワーズ会長は今回のパートナーシップ契約について、次のように話した。
「ボッシュは幅広い製品群を取り扱っており、プロジェクトの大小にかかわらず、必要とされる機器やサービスをピンポイントで提供できます。カナダの公共サービスやインフラの大変革が予想される2020年の到来が間近に迫る中、同社はUSLのスタジアムに最上級の音響&セキュリティシステムを導入するうえで重要なパートナーです」
USLは今後5年間で2部と3部を創設し、30~40クラブの新規参入を伴ったリーグ拡大を目指しており、サプライヤーやベンダーにとっては大きなチャンスとなる。
USLは「プリファード・サプライヤー・プログラム(Preferred Supplier Program)」という事業者選定制度を通じ、新規参入クラブのオーナーや既存のクラブとUSLが選定した事業者を繋ぐことで、北米中のサッカーファンに最高のスタジアム体験を提供する流れを作ろうとしており、現在はスタジアム建設やクラブハウス、運営オフィスの整備業者とパートナーシップの可能性について協議している。
ボッシュ・ビルディング・テクノロジーズ(Bosch Building Technologies)社のブライアン・ワイザー北米営業担当プレジデントは、USLとのパートナーシップについて次のように話した。
「当社はこれらのテクノロジーの単独提供業者としてユニークな立ち位置にいながら、すべてのプロジェクトにシステム構築と技術サポートを提供します。USLに新規参入するアメリカ中のクラブの皆様と共に、"安全で満足度の高い"ゲームデー体験を提供していきたいと思います」
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元記事 - USL signs stadium technology partnership with Bosch
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