ヴォルゴグラード・アリーナ (画像:MadDog)
2018年FIFAワールドカップ(W杯)の開催会場のひとつ、ヴォルゴグラード・アリーナが大会閉会日の豪雨により発生した地滑りのあおりを受けて損傷していた。
総工費160億ルーブル(約285億円)のヴォルゴグラード・アリーナ(45,568席)は、W杯のグループステージ4試合が開催されたが、大会閉会日の2018年7月16日のロシア南部の豪雨で地滑りが発生し、スタジアムが建つ盛土部分に数メートルの地割れが現れた。
地割れにより露出したパイプなど (画像:Reuters)
スタジアム建設を管理した公社のSport In(スポーツ・イン)社の広報担当者はロイター紙に対し、スタジアム内部でも水漏れが発生し、復旧には1週間ほどの時間を要すると伝えた。
また、ヴォルゴグラード州政府とスポーツ・インの広報担当者は、被害の原因となった豪雨は異常気象によるもので、今回のケースは非常事態として対応している、と話した。なお、スポーツ・インの広報担当者は今回の豪雨について、「100年に一度の天災」と説明している。
※金額はすべて2018年10月中旬で換算
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元記事 - WORLD CUP STADIUM DAMAGED ON TOURNAMENT CLOSING DAY
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