編集者コラム 第4回 ~学生目線でのリーバイス・スタジアムレポート~
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編集長の有川です。

このサイト記事の内容からして、スタジアム・アリーナに関心の高い方々(主にビジネスマンを中心に)がご覧になっていると思いますが、「若い人の目線からみたらどう見えるのかな」ということを、日ごろから思っていました。

そこで、知人の根本真吾さん(アスリートブランドジャパン社)に相談して、日本でも注目されているアメリカの最新のスタジアム事情を、日本人学生にレポートしてもらいました。

アスリートブランドジャパン株式会社
野球、ゴルフ、テニスなどプレーヤーとして、また、スポーツマネジメント・コーチング、トレーナーとしての留学プログラムを提供している。
ホームページ:https://www.athlete-brand.com/

今回、シリコンバレーで研修中の宇部工業高等専門学校・村上正樹くんが、カリフォルニア州サンタクララにあるリーバイス・スタジアムを、試合をやっていない日と試合日のそれぞれに行ってレポートしてくれました。

凄く良く見てレポートしてくれていますので、写真とあわせてご覧ください!

ここからレポートです。

インテルゲート
(撮影:村上正樹)

世界最先端のITスタジアムと呼ばれる、リーバイス・スタジアムに行ってきた。

自分自身、IT分野に興味があり、このスタジアムがなぜ、世界最先端のITスタジアムと呼ばれているのか、気になっていた。

このスタジアムはアメリカのカリフォルニア州・サンタクララに存在し、2014年に完成した建設費総額約13億米ドル(約1,460億円)のスタジアムである。

米・アメフトのプロリーグ(NFL)のチームの一つであるサンフランシスコ・49ersが今までホームスタジアムとして使ってきたキャンドルスティック・パークから拠点を移して、ホームスタジアムとして構えている。

アメリカンフットボール以外にもサッカーやアーティストライブなど様々なイベントで使用されている。

リーバイス・スタジアム
(撮影:村上正樹)

このスタジアムは試合観戦をより充実して欲しいという気持ちで創られている。

例えば、スタジアムの設備がスマートフォン利用者をサポートする造りになっている。

スタジアム自体に1,300基のWi-Fiのアクセスポイントが完備されており、試合観戦に訪れた時にはネット回線に安定して接続することができる。

また、モバイルアプリをリリースしており、試合のリプレイをいつでも見たり、売店の位置などスタジアムの情報を気軽に検索できる。

スマートフォンのバッテリーが少なくなったとしても、スタジアム内には数カ所に無料の充電器が用意されているので、充電することができる。

リーバイス・スタジアム
(撮影:村上正樹)

NFLのスタジアムの中にはスマートフォンの持ち込みを規制している場所もあるそうだ。しかし、今ではスマートフォンはなくてはならないものであるため、このスタジアムではスマートフォンを使用したサービスを積極的に提供している。

そのほかにも、このスタジアムは電光掲示板にも工夫が凝らされている。

リーバイス/スタジアム
(撮影:村上正樹)

スタジアムの南北にはメインとなる横60m×縦12mのHDディスプレイを装備しており、スピーカーをディスプレイに内蔵することで横のサイズがとても長く、遠くからでも見やすくなっている。

別の日にアメフトの試合を観戦したが、実際にゲームが中断している時間帯では大体の人がスマートフォンを触っていた。

電光掲示板は遠い席からでもとても見やすい。リプレイや判定がはっきりしないシーンを流す場面でも映し出しがとても早かった。

時にはスローモーションで表示されるためわかりやすい。選手の立場から見ても、確認したいシーンもすぐに確認できるため助かるのではないかと思う。

観衆側から見ても、見逃してしまったシーンをすぐに見ることができる上、判定を審査している途中も一緒に盛り上がることもできる。

リーバイス・スタジアム
(撮影:村上正樹)

試合観戦をしてみてわかったが、スタジアムに設置されているモニターの数がとても多かった。

スコアボードがすぐに視界に入るモニターで表示されるため、スコアや試合時間が知りたい時にわざわざ遠くの電光掲示板を見なくても知ることができる。

コンコースにも売店のメニュー表の横にもモニターが設置されている。

リーバイス・スタジアム
(撮影:村上正樹)

モニターには試合の様子が映し出されているため、トイレに行く時や食べ物を買いたい時など席を離れていても、試合の様子を見ることができる。

そのため、売店には試合が行われている最中でも長蛇の列ができていた。

リーバイス・スタジアム
(撮影:村上正樹)

また、リーバイス・スタジアムにはサンフランシスコ・49ersのミュージアムがある。

このミュージアムはチームの紹介がただ展示されているわけではない。

IT技術を用いて、楽しみながらチームについて知ってもらいたいという気持ちが込められた作りになっている。

例えば、チームのこれまでの歴代メンバーや出来事をタッチ式のディスプレイを用いて紹介している。

ディスプレイの画面をスクロールして選手を選んでタッチすると、その選手の概要と映像が表示される。このような工夫によって、スタジアム内の限られたスペースでもより多くの情報が展示されていた。

リーバイス・スタジアム
(撮影:村上正樹)

そのほかにも、固定されたカメラから自分の顔の写真を撮り、その写真を選手の顔の切り抜きと合成して記念撮影するスポットなど用意されていた。

作成した写真はメールで送信できるようになっており、自分のスマートフォンに保存することができる。

リーバイス・スタジアム
(撮影:村上正樹)

楽しみながらチームのことについて知ることができるため、あまりアメリカンフットボールやチームのことについて知らない人でも訪れやすく、ファンにとっては何度も訪れたくなる場所だと思う。

担当者の方が丁寧に対応してくれるのでとても過ごしやすかった。

チームユニフォームを着ることができる場所など体験スペースがあったが、個人的にはアメリカンフットボールについてもっと知りたかったため、VR(仮想現実)で試合体験ができるスペースがあったらやってみたいと思った。

※金額はすべて2018年10月中旬で換算


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