新スタジアムの遅延に悩むトッテナム、安全策としてウェンブリーの利用期間を延長へ
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ウェンブリー・スタジアム
ウェンブリー・スタジアム (画像:Jbmg40)

デイリー・メール紙の報道によると、サッカーのイングランド・プレミアリーグ(1部)のトッテナム・ホットスパーFCは、現在直面している新スタジアム建設工事の遅延に伴い、イングランド・サッカー協会(FA)と結んでいるウェンブリー利用契約の延長オプションを行使し、2018年12月15日のバーンリー戦(リーグ戦)までは、ホーム戦を引き続きウェンブリーで開催していく意向だ。

新スタジアムでのホーム初戦は、12月26日(ボクシングデー)のAFCボーンマス戦となる予定。

ただ、トッテナムは、契約額が数十万ポンド規模と言われる今回の延長オプションを万が一の安全策として考えており、12月15日より前に新スタジアムを開場することを最優先とするとのことだ。

クラブはこの報道についてコメントを発表していないが、10月28日に新スタジアムで開催予定だったプレミアリーグのマンチェスター・シティ戦を、翌10月29日に代替地ウェンブリーで開催する変更手続きを行なったことは認めた。

トッテナムによると、10月に新スタジアムが完成する可能性はあるものの、確かな日程は試合直前にしか明らかにならず、「明確さと確実性」を保証し、両クラブのサポーターたちが余裕を持って移動予定を立てられるように、同試合をウェンブリーで開催することでプレミアリーグと合意に至ったとしている。

また、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージのFCバルセロナ戦(10月3日)、PSVアイントホーフェン戦(11月6日)、インテル・ミラノ戦(11月28日)は、すべてウェンブリーで開催されることも決定した。

トッテナムは8月、重要な安全システムに関する問題の発覚により、新スタジアムの完成が当初予定していた9月15日のリヴァプール戦に間に合わないことを認め、10月6日のカーディフ・シティ戦を含めた2試合を代替ホームのウェンブリーで開催することを決定していた。

また、9月24日の週に開催予定だったカラバオ・カップ(リーグ杯)のワトフォード戦に関しては、ウェンブリーが利用できないことから、ミルトン・キーンズのスタジアムMKで開催する特別措置の承認申請を提出していた。

スタジアムMKはリーグ2(4部)に所属するMKドンズの本拠地で、所管のイングリッシュ・フットボール・リーグ(EFL)の理事会がトッテナムの要請について協議した。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - TOTTENHAM CASTS OUT SAFETY NET WITH WEMBLEY EXTENSION - REPORT

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