サッカーのベルギー・ジュピラー・プロ・リーグ(1部)のセルクル・ブルッヘKSVは、2018-19シーズンより本拠地ヤン・ブレイデルスタディオンを全面禁煙化する計画の詳細を公表した。
クラブは、今回の決定が理事会の全会一致で承認され、リーグとがん撲滅を目指す非営利団体『スタンド・アップ・トゥ・キャンサー(Stand Up To Cancer)』にも支持されていることを明らかにした。
スタジアムの禁煙化は、まず新シーズンのホーム開幕戦と2018年8月のASモナコ(フランス1部)との親善試合で実施された。
セルクル・ブルッヘのフランス・ショッテ会長は、スタジアムの禁煙化について次のように話した。
「今回の決定は、近年、全面禁煙化の導入を強く望んできたサポーターの皆様の声に応えたものです。また、セルクル・ブルッヘは多くの家族によって支えられているクラブで、老若男女を問わず、すべてのサポーターの皆様の健康は、私たちにとって最も大事なことです。
従って今回のスタジアム全面禁煙化は、セルクル・ブルッヘがさらにプロフェッショナルな組織へと成長する上で論理的な判断といえます。さらに、サポーターの皆様の多くがスタジアムの全面禁煙化を望んでいるというアンケート結果も重視しなくてはなりません」
国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)もスタジアムの可及的速やかな全面禁煙化を目指しており、イングランド・プレミアリーグ(1部)とイングリッシュ・フットボール・リーグ(EFL=2~4部)のスタジアムにいたっては、既にすべてのスタジアムで全面禁煙化が義務付けられている。
セルクル・ブルッヘKSVは2017-2018シーズンに2部リーグを制し、ジュピラー・プロ・リーグに昇格したクラブで、日本代表DFの植田直通が加入したことでも知られる。
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元記事 - CERCLE BRUGGE STADIUM GOES SMOKE-FREE
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