ジブラルタル・サッカー協会が新ナショナル・スタジアムの整備計画案を提出
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ジブラルタルの新ナショナル・スタジアムの予想図
ジブラルタルの新ナショナル・スタジアムの予想図 (画像:Stadium Design Summit)

ジブラルタル・サッカー協会(GFA)は、現在ビクトリア・スタジアムのある土地に、新たなナショナル・スタジアムを建てる計画を提出した。

GFAはここ1年間、サッカーファンかどうかにかかわらず、ジブラルタルに住むすべての人々が誇りに思えるスタジアムのコンセプトとデザインを考案するため、同国に拠点を置くプロジェクト管理会社のANS社とオランダのザ・スタジアム・コンサルタンシー(The Stadium Consultancy)社と密接な協議を重ねてきた。

新スタジアムはUEFAのカテゴリIVインフラ規定をすべて満たし、客席数は8,000席となる予定だ。

GFAは、特にアクセス面でモデルとなるスタジアム整備を目指し、スタジアムにおけるアクセシビリティ改善の分野の諮問機関である欧州フットボール・アクセシビリティ・センター(Centre for Access to Football in Europe=CAFE)との協働に手応えを感じており、車いす専用スペース80か所と同数の介助者用スペース、簡易アクセス席、自閉症の観客用のセンサリールームなどの設置を目指す。

イベントに来場したすべての観客が同じマッチデー体験を楽しめる、「すべてのコミュニティのためのスタジアム」をコンセプトとする。

GFAは、地域コミュニティとの協議に続き、都市開発・計画委員会(Development & Planning Commission)の公聴会を経て、2018年9月には開発建築許可を取得したい考えだ。

すべてが予定通り進めば、建設工事は2019年の第1四半期には起工し、2年後には竣工する見通しだ。工事による影響を少なくし、工期中もサッカーの試合を開催できるよう、整備は段階的に実施される。

GFAは、新スタジアム計画が地域コミュニティの多くの人に支持されることを望み、また、2021年までにすべての国民が誇りに思えるナショナル・スタジアムができるであろう、としている。

©2018 PanStadia & Arena Management - reproduced with permission.
元記事 - Gibraltar FA to submit plans for national stadium

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