クラウドを利用した販売・決済ソリューションを提供するアペタイズ(Appetize)社は、新たな北米スポーツパートナーとして、スーパーボウル王者のフィラデルフィア・イーグルズと契約した。
アペタイズはイーグルズの本拠地リンカーン・ファイナンシャル・フィールドの店舗販売時点管理(POS)システム・プロバイダとして、同スタジアムにおけるすべての飲食販売決済の情報を管理する。
収容人数69,000人のリンカーン・ファイナンシャル・フィールドの飲食販売ブースやバーに、500台以上のAndroidおよびiOS仕様のアペタイズ端末が設置された。
また、スタジアムの運営管理チームもアペタイズのビジネス・インテリジェンスと在庫管理プラットフォームを使い、在庫枯渇率を監視することで廃棄量を削減し、同時に最も人気のある商品を適切な販売ブースに納品して売上高の増加を狙う。
フィラデルフィア・イーグルスのフランク・ギュミーニー最高財務責任者(CFO)は、今回の契約について次のように話した。
「業界の最先端を走り、リンカーン・ファイナンシャル・フィールドで世界トップレベルの観戦体験を創出するための努力を続けていく中で、アペタイズの最新テクノロジーなら私たちのオペレーションを次の段階へと進化させてくれると考えています。
アペタイズはスポーツやエンターテインメント業界における顧客体験の分野で革命を起こしています。アペタイズの将来、私たちとのパートナーシップ、そして彼らの革新技術をイーグルスの本拠地に導入できることを非常に楽しみにしています」
現在、アペタイズのプラットフォームは北米のプロスポーツ施設の実に40%以上の場所、そして、テーマパーク、大学キャンパス、レストラン、小売店チェーンの店舗などでも導入されている。
2011年に創業したばかりの同社の顧客には、マディソン・スクエア・ガーデン、ライブ・ネイション(Live Nation)、ヤンキー・スタジアムなどが含まれる。
アペタイズの共同創業者で最高責任戦略責任者(CSO)のケビン・アンダーソン氏は、イーグルスとの契約について、次のように話した。
「フィラデルフィア・イーグルスのような話題性の高いフランチャイズとパートナーシップ契約を結ぶことができ、驚きと同時に喜んでいます。
1か所のスタジアム内で多くの革新的製品が導入されており、このことが当社の製品群の豊富さとイーグルスのファン体験提供の本気度を物語っています。
今後、長年にわたるパートナーシップを楽しみにしています。また、新たなプロスポーツチームが旧システムの替わりにアペタイズを導入してくれたことを嬉しく思います」
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元記事 - APPETIZE SIGNS UP SUPER BOWL CHAMPIONS
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