サッカーのスペイン、リーガ・エスパニョーラのプリメーラ・ディビシオン(1部)に所属するレアル・ソシエダは、ベンチャー企業数社と共に本拠地エスタディオ・アノエタをスマートスタジアム化する事業の詳細を発表した。
この「スポーツ・シンカー・スマート・スタジアム」事業は、マドリッドに拠点を置くグローバル・スポーツ・イノベーション・センター(GSIC)が設計したもので、レアル・ソシエダがどのようにエスタディオ・アノエタの施設を向上できるか、テクノロジー関連のベンチャー企業によるアイディアの提案を受けるという試みで、2018年7月に発表されたものだ。
エスタディオ・アノエタは現在改修中で、クラブはファン体験の向上、安全性と持続可能性の確保という観点から、同スタジアムのスマート化の方法を模索している。
参加申し込みの締め切りは9月21日で、レアル・ソシエダはまず50社の事業者を選定し、その中から25社に厳選。最終的に11社のベンチャー企業の提案を事業化する。最終選考は10月中旬になる見込みだ。
11月5日の週からは、参加ベンチャーとクラブによる集中協議が実施され、各ソリューションをエスタディオ・アノエタに導入する準備が始まる。
その後、各分野の専門家による3ヶ月間の指導期間が設けられ、参加ベンチャーは作業部会で他のベンチャーとも協働する。加えて、参加ベンチャーはレアル・ソシエダの諮問委員会から助言を得たり、国際的な大型イベントに参加することで、GSICのビジネスネットワークを活用する機会も得る。
プロジェクトへの参加申し込みはこちらで受け付けている。
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元記事 - REAL SOCIEDAD SEEKS START-UPS FOR SMART STADIUM PROJECT
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