スウェーデン・ウプサラ市の多目的スタジアムで、拡張改修中のスチューデンテルナスIPが、LGBT支援団体のサポートを受け、同国史上初のLGBT認定スタジアムとなった。
収容人数7,200人(現在、10,000人規模へ改修中)のスチューデンテルナスIPの全職員は、LGBT問題に関する研修を受け、インクルーシブな環境づくりを目指す。
ニュース配信サイトのThe Localは、同スタジアムのすべてのトイレと更衣室が、選手や観客がジェンダー・アイデンティティ(性自認)に関係なく利用できるよう改修されると報じており、その一例としてジェンダーニュートラル・トイレの設置が挙げられている。
ウプサラ市のスポーツ&レジャー担当マーケティング部長のダンヌ・エリクソン氏は、The Localに対し、今回の認定について次のように話した。
「ウプサラ市は、すべての人が同じ権利と可能性を持つことができる、オープンでインクルーシブな街を目指しています。
私たちは生物学的性別、ジェンダー・アイデンティティ、性表現、性的指向の違いを問わず、すべての領域において平等な待遇を保証したいと考えています」
認定は2年間のみ有効で、失効後はスタジアム所有者が認定の更新を申請する必要があり、当該スタジアムを使用する団体・企業の全職員の研修参加が義務付けられる。
Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - SWEDISH STADIUM IS FIRST TO BECOME LGBT-CERTIFIED
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