アメリカ・オクラホマ大学の理事会は、2,200万ドル(約24.5億円)をかけて同校のソフトボール場を新設する計画について、設計と活動内容の修正案を承認した。
新ソフトボール場は、既存施設の南約1.6kmの場所に建てられる。以前は既存施設の改修が提案されていたが、土地の有効活用、隣接する陸上競技用施設の利用拡大、そして近接する既存の駐車場の有効活用の観点から、別の場所に新設されることになった。
オクラホマ大学の副学長で運動部長を兼任するジョー・カスティグリオーネ氏は、次のように話した。
「最良の結果を得るために、今計画を徹底的に見直しました。最終的に、全米屈指のソフトボール施設を建設するだけでなく、同じ区画内の他の運動施設との関係性も考慮し、新設案を選定しました。
計画内容には満足しているものの、今後は実現に向け、当校の支援団体に資金面のサポートを要請する必要があります。ただ、持続可能な運営モデルの構築には自信があります」
既存のオクラホマ大学ソフトボール・コンプレックスの収容人数は1,378人だが、ここ数年は来場客の増加により定員オーバーとなることが多かった。2018年シーズン中は18試合が完売となり、特に5月26日のNCAA Super Regional championshipのアーカンソー戦(9-0でオクラホマ大学が勝利)では、仮設の観戦席が追加され、同校のソフトボール興行で最高となる1,927人が来場した。
このような現状も踏まえ、新スタジアムの座席数は既存施設の倍以上の3,000席となる予定だ。
新設案は今後も変更や修正の対象となるが、現時点では、3か所の飲食販売スペースに合計11か所のレジが設置(現行と比べて9か所増)され、トイレは6か所が整備(便器数が60増)される。
他にも、既存の練習場の倍ほどの面積を持つ3,048m2の屋内練習場や、トレーニングルーム、更衣室、教室などの設備も整備される予定だ。
※金額はすべて2018年8月上旬で換算
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元記事 - University of Oklahoma softball stadium approved
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