バーミンガム・シティの本拠地が名称を変更
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セントアンドリュース・トリリオン・トロフィー・スタジアム
セントアンドリュース・トリリオン・トロフィー・スタジアム (画像:Birmingham City FC Community Trust)

サッカーのイングランド・チャンピオンシップ(2部)のバーミンガムシティFCの本拠地セント・アンドリュースは、中国の投資会社であるトリリオン・トロフィー・アジア(Trillion Trophy Asia)社とのスポンサーシップ契約締結を受け、新たに名称をセントアンドリュース・トリリオン・トロフィー・スタジアムへと変更した。

これに伴い、ワスト・ヒルズの練習場もトリリオン・トロフィー・トレーニングセンターへと名称変更する。

クラブ職員は、長い歴史と伝統を誇る同スタジアムの名称変更については反対意見が多いことから、「セントアンドリュース」という名前を新名称でも保持することになった、と話した。

今回の3年契約は、バーミンガムシティの収益構造を改善・多様化し、また、チーム強化や(スタジアムとウェストヒース地区の練習場などの)施設面の向上にも役立つものだ。

トリリオン・トロフィー・アジアにとっては、ブランド露出の増加、ビジネス拡大に繋がるマーケティング活動等の機会創出などのメリットがある。

バーミンガムシティのレン・シュアンドンCEOは今回のスポンサーシップ契約について、次のように話した。

「今回のスポンサーシップ契約締結は、クラブにとって歴史的なものです。ビジネスの観点からも、クラブが財政的に安定し、ピッチ上の競争力を保持するために、収益を最大化する方法を模索することは重要です。

スタジアムの命名権、名称変更については、多くの反対意見があることも承知しており、サポーターの皆様にとって大きな意味を持つ『セントアンドリュース』の呼称を含めることにしました」

クラブを所有するバーミンガムシティPLC(Birmingham City PLC)は、トリリオン・トロフィー・アジアが筆頭株主で、香港証券取引所に上場しているバーミンガム・スポーツ・ホールディングス(Birmingham Sports Holdings Ltd)が所有している。トリリオン・トロフィー・アジアは実業家のポール・スエン氏が運営する投資会社だ。

トリリオン・トロフィー・アジアの広報担当者は、次のように話した。

「セントアンドリュースのような象徴的なスタジアムや、ワスト・ヒルズの練習場に当社の名前を組み合わせることができ、誇りに思います。今回の契約は、当社とクラブの絆をこれまで以上に強くするもので、今後の実りあるパートナーシップが楽しみです」

©2018 PanStadia & Arena Management - reproduced with permission.
元記事 - New name for Birmingham's St Andrew's ground

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