サッカーのオーストラリア・Aリーグ(1部)のシドニーFCは、本拠地「アリアンツ・スタジアム」の改修期間中、リーグ戦4試合を隣接するシドニー・クリケット・グラウンド(SCG)で開催する。
SCGでの4試合はクラブにとってビッグゲームになる予定で、第1戦はウェスタンシドニー・ワンダラーズとのシドニー・ダービーになる。
48,000人収容のSCGで最後にサッカーの試合が開催されたのは1985年で、オーストラリア代表がブラジルのクラブであるCRヴァスコ・ダ・ガマを迎え撃った。
シドニーFCはSCGでの試合では、サポーターたちにベストな観戦体験を提供するために、楕円形状の同スタジアムの東側から西側に攻め込む。
シドニーFCのスティーブ・コリカ監督は、SCGでのホームゲーム開催について、以下のように話した。
「個人的には、ジュビリー・オーヴァル(コガラ)やライカールト・オーヴァルといった閉鎖的なスタジアムの方が素晴らしい雰囲気を醸成し、クラブにとっても大きなホームアドバンテージになると思いますが、ダービーのようなビッグゲームをSCGで開催するのはクラブにとって新しく素晴らしいチャレンジでもあり、活躍を見せる舞台とも言えるでしょう」
改修中のアリアンツ・スタジアムはシドニーFCだけでなく、ナショナル・ラグビーリーグ(NRL)※1のシドニー・ルースターズやスーパーラグビー※2のニューサウスウェールズ・ワラターズも本拠地として使用していた。改修後も収容人数は変わらずに45,000人となる。
※1 豪州・NZのクラブが参加するリーグ式(13人制)ラグビーの1部リーグ
※2 豪州・NZ・南ア・アルゼンチン・日本のクラブが参加するユニオン式(15人制)ラグビーの大陸間トーナメント
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元記事 - SYDNEY FC TO PLAY AT SCG DURING ALLIANZ STADIUM REVAMP
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