Aリーグ参入を目指すウェスタンメルボルンがスタジアム案を公表
Aリーグ参入を目指すウェスタンメルボルンがスタジアム案を公表

Aリーグ参入を目指すウェスタンメルボルンがスタジアム案を公表

  • twitter
  • facebook
  • bookmark
  • push
  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7

(画像:News API)

サッカーのオーストラリア・Aリーグ(1部)への新規参入を目指す新クラブ設立コンソーシアムのひとつ、ウェスタンメルボルン・グループホールディングス(Western Melbourne Group Holdings=WMG)は、リーグ参入が実現した際にチームが本拠地として利用する新スタジアムのデザインを公表した。

収容人数15,000人予定の同スタジアムは、ウィンダム・シティに建設されることになる。

このベニューは、暫定的に「ウィンダム・スタジアム(仮)」と呼ばれ、練習場やスポーツ医療クリニック、事務、リカバリー施設、地域コミュニティ用のスポーツ施設なども併設される計画だ。

他にも、スタジアム周辺に住宅マンションや商業施設を整備し、地域経済への貢献も見込む。

WMGは2018年5月に、新スタジアムの資金調達と建設を独自に行うことで、他の参入候補との差別化を図る意図があることを公表していた。

(画像:FourFourTwo)

立地自治体となるウィンダム・シティはすでにWMGへの支援を基本的に承認しており、オーストラリア・サッカー協会(FFA)が新規参入クラブに交付する2枠のライセンスのひとつを取得するため、足並みを揃えている。

サッカー専門誌のFourFourTwoは、ウィンダム・シティのピーター・メイナード市長が次のように話した、と報じている。

「Aリーグへの新規参入が実現すれば、私たちの地域には大きな意味を持ちます。

国内最高峰のサッカー選手たちの競演を観戦しに、オーストラリア中の人々がウィンダムを訪れることになるのです。国内だけでなく、世界のスポーツの舞台でも知られるようになり、観光の目的地としての存在感も増し、地域コミュニティにとってその価値の大きさは計り知れません。

また、建設が始まれば、何百もの雇用が生まれ、スタジアムが完成・稼働したらさらに多くの雇用を創出することができ、このプロジェクトがウィンダムにもたらす経済効果についても楽しみしています。

他にも、スポーツ科学特区やエリートスポーツセンターとして大学を誘致・併設し、地域住民の皆様に教育と触れ合う機会を提供する計画もあります」

(画像:News API)

監査法人大手のKPMGのパートナーで、WMGのモーリス・ビセット氏も次のように話した。

「オーストラリアで最も急速に成長している地域のサッカー界に、民間で資金を調達し、持続可能なクラブ&スタジアム運営モデルを提示する上で、WMGにとってウィンダム・シティ市議会との協働は非常に心強いものです」

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - WESTERN MELBOURNE A-LEAGUE HOPEFUL UNVEILS STADIUM VISION

TSB-Logo.png



THE STADIUM HUBの更新お知らせはこちらをフォロー
Twitter:@THESTADIUMHUB
Facebook:THE STADIUM HUB

  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7