アトランタ・ホークス、本拠地アリーナの12,500席をリサイクル施設に提供
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アトランタ・ホークスの本拠地「フィリップス・アリーナ」
アトランタ・ホークスの本拠地「フィリップス・アリーナ」 (画像:Mike Gonzalez)

米・プロバスケットボールリーグ(NBA)のアトランタ・ホークスは、本拠地「フィリップス・アリーナ」の改修に伴い、12,500席の座席などの備品を撤去し、64トン以上の再利用可能品を近接施設に提供した。

今回の改修により、フィリップス・アリーナの各階に新たなホスピタリティ施設が整備され、コンコースも全階で360度繋がる。観戦の視野も改善され、アリーナ中に最新の映像機器が設置される。

ホークスは2017-18シーズンが終了した2018年4月からサステナビリティの向上を目指し、18,000席の既存の座席の多くをリサイクルに出すために撤去し始めていた。

ホークスのエグゼクティブ・バイスプレジデントで、フィリップス・アリーナのジェネラル・マネージャーを兼任するブレット・ステファンソン氏はアトランタ・ジャーナル・コンスティチューソン紙に対し、次のように話した。

「古い座席などの備品は、持続可能性の向上において意義のある方法で処分するのが、我々の責務だと考えました」

フィリップス・アリーナの改修後の予想図
フィリップス・アリーナの改修後の予想図 (画像:Arena Digest)

同紙によると、フィリップス・アリーナの改修費用は1億9,250万米ドル(約216億円)で、収容人数は改修後に17,500人に微減する。スイートルームを削減する代わりにクラブラウンジが新設され、コートの上に吊るされる電光スコアボードも大きくなる。さらに、美容室やゴルフシミュレーターも設置される。

なお、2018年11月13~14日にロンドンのウェンブリーで開催されるスタジアムビジネス 設計&建設サミットでは、アトランタ・ホークスとフィリップス・アリーナのタド・シーディ最高執行責任者(COO)が、今回の改修計画について講義することが決まっている。

※金額はすべて2018年7月中旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - HAWKS RECYCLE 12,500 PHILIPS ARENA SEATS

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