サッカーのスコットランド・プレミアシップ(1部)王者のセルティックFCは、400万ポンド(約5億9,500万円)をかけた本拠地「セルティック・パーク」改修事業の進捗報告を公表した。
2018年5月に明らかになった同スタジアムの改修計画には、サッカー界におけるセルティックの存在感を高め、セルティック・パークを欧州屈指のスタジアムにするための設備投資の概要が注目を集めた。
特に、セルティックが230万ポンド(約3億4,200万円)を投じて新たに導入するエンターテインメントシステムは、デイリー・レコード紙によると、オランダ・エールディヴィジ(1部)のアヤックスの本拠地「アムステルダム・アレナ」と同様の照明・音響効果を提供できるという。
他にも、冬の悪天候の影響を受けない130万ポンド(約1億9,300万円)の最新ハイブリッド・ピッチの敷設や、ジョック・スタイン・スタンドとリスボン・ライオンズ・スタンドの外側のプラスチック・パネルの設置、メインスタンドの屋根の改修などの作業が行われている。
これらの改修作業はすべて2018-19年シーズン開幕までに完了する予定だ。
クラブ関係者は2018年6月、以下のように話していた。
「現在、クラブは財政的にも健全で、右肩上がりの状態です。新たにスタジアム改修に投資することで、この好調な流れを継続しつつ、セルティック・パークをスコットランド最高のスポーツ施設に、そして欧州屈指のスタジアムにすることができます」
セルティックは、スタジアム改修以外にも、スタジアムに繋がるザ・セルティック・ウェイを改装したばかりだ。また、敷地内ホテルとクラブミュージアムを建てる計画にも進行している。
※金額はすべて2018年7月中旬で換算
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元記事 - CELTIC UPDATES ON £4M STADIUM IMPROVEMENTS
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