豪メルボルンのエティハド・スタジアムがマーベル・スタジアムに
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MSLのグリーンCEO(左)とディズニー・オーストラリアのワトソン=ウィーラー氏
MSLのグリーンCEO(左)とディズニー・オーストラリアのワトソン=ウィーラー氏 (画像:Ticketmaster Blog)

豪・メルボルンのドックランズ・スタジアム(収容人数53,000人)は、ディズニーと命名権契約を結んだ。メルボルン市内のオージーボウル(AFL)の5クラブが本拠地としている同スタジアムは現在はエティハド・スタジアムの名称で知られているが、2018年9月1日からは装いも新たにマーベル・スタジアムに生まれ変わる。

ドックランズ・スタジアムを運営するメルボルン・スタジアムス・リミテッド(Melbourne Stadiums Limited=MSL)が、ディズニーの豪州法人であるザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー・オーストラリア(The Walt Disney Company Australia)社との契約発表で明かした。

名称変更以外にも、ディズニーはスタジアムの敷地内にマーベル公式ショップをオープンし、また、マーベルの顔ともいえるスパイダーマン、アイアンマン、ハルク、キャプテン・アメリカといったキャラクターを使ったクロスマーケティングも展開する。

MSLのマイケル・グリーンCEOは以下のように話した。

「マーベルはエンターテインメント業界の大物で、世界で最も有名なブランドの一つです。観客の体験向上にすべてを尽くすという方針も、ファンのために素晴らしい観戦体験を創出したい、という我々のビジョンに沿ったのものです。

過去18年間で、ドックランズ・スタジアムは世界で最も稼働率の高いスタジアムへと成長しました。今後は、常識を覆すスタジアム・エンターテインメントの新時代を見」え、世界屈指の大型イベントや観戦体験をお届けしたいと思います」

オージーボウル(AFL)だけでなく、サッカーやラグビー、コンサートなど、様々なイベントが開催される
オージーボウル(AFL)だけでなく、サッカーやラグビー、コンサートなど、様々なイベントが開催される (画像:Plutinc)

今回の契約は、2018年4月にビクトリア州政府が2億2,500万豪ドル(約184億円)を同スタジアムおよび周辺のドックランズ地区の開発に投資すると発表したことを受けてのものだという見方もあるだろう。

ディズニー・オーストラリアのシニア・バイスプレジデント兼マネージング・ディレクターのカイリー・ワトソン=ウィーラー氏は以下のように話した。

「今回のパートナーシップは、すでに世界規模の人気を誇るマーベル・ブランドと人々の距離をさらに近づける、ストーリーテリング(物語を伝えること)のコラボレーションです。

マーベルは感動、アクション、ユーモア、関連性を内包した大作で知られます。MSLのドックランズ・スタジアムは、これまでにスポーツやイベントを通じて多くの物語を生み出してきました。だからこそ、今回のパートナーシップはまさにぴったりなのです。

生涯マーベルを愛してきたコアなファンの方々だけでなく、素晴らしいキャラクターや物語に魅了され始めている方々にとっても、マーベル・スタジアムはユニークで最高の時間を楽しむ場所になることでしょう」

※金額はすべて2018年7月上旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - MELBOURNE'S ETIHAD BECOMES MARVEL STADIUM

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