スペインのリーガ・エスパニョーラのプリメーラ・ディビシオン(1部)に所属するバレンシアCFは、長期にわたって遅延が生じている新スタジアム建設計画の推進を見据え、金融・会計サービス大手のデロイト(Deloitte)とパートナーシップ契約を結んだ。
デロイトは、2021-22年シーズンに間に合うように設計し直した新スタジアム「ノウ・メスタージャ」の建設計画の重要なパートナーとしてクラブと協働することになる。同社が提供する主なサービス業務は計画運用における資金調達、クラブの現在の本拠地「エスタディオ・デ・メスタージャ」の敷地売却、新スタジアム落成後から稼働までの最終段階の業務管理、そして新スタジアムにおけるサービスと販売の事業計画の策定という4つが柱となる。
ノウ・メスタージャ建設計画は2007年に始動し、起工から2年後の2009年に資金不足で一度は頓挫したものの、2017年10月にクラブが建設再開を決定した。新スタジアムの完成予想図は、デイリー・ミラー紙が載せた動画で確認することができる。
ノウ・メスタージャの収容人数は61,500人で、総工費は2億5,000万~3億ユーロ(約320億~383億円)とされている。
バレンシアは現在、1923年に開場した55,000人を収容するエスタディオ・デ・メスタージャを本拠地としている。
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元記事 - VALENCIA ENGAGES DELOITTE TO REVITALISE STADIUM PROJECT
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