ヨーロッパリーグ決勝でスタジアムが被害を受けたリヨン、サポーターを制御できなかったマルセイユに正式に抗議
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リヨンの本拠地「グルーパマ・スタジアム」
リヨンの本拠地「グルーパマ・スタジアム」 (画像:Zakarie Faibis)

サッカーのフランス・リーグアン(1部)のオリンピック・リヨンは、5月に同クラブの本拠地グルーパマ・スタジアムで開催されたUEFAヨーロッパリーグの決勝において、決勝を戦った同国のオリンピック・マルセイユのサポーターが同スタジアムに深刻な損害を与えた、として正式に抗議した。

この試合でマルセイユは、スペインのアトレチコ・マドリードに0-3で敗れている。

マルセイユとリヨンはフランスのサッカー界では歴史的なライバルとして知られ、リヨンはマルセイユのサポーターによって与えられた被害状況について詳しく説明した。

リヨンによるとドアや入場ゲート、照明、監視カメラシステムへの被害が確認され、また、マルセイユのサポーターたちが陣取ったゴール裏では多くの落書きが見つかっており、クラブはこれらも除去しなくてはならないとしている。

また、105席の観客席が破損しており、交換を必要としていることや、飲食販売エリアからは物品が盗難にあったことも報告された。リヨンはさらに、マルセイユ・サポーターが試合前に点火した発炎筒により、スタジアムの屋根とピッチにも損傷があったと述べた。

リヨンの関係者は、「マルセイユ・サポーターの中で、スタジアムに被害を与えた個人を特定するため、監視カメラの映像を警察に提出済みです」と話した。

そして、リーグアンの今季最終節のOGCニース戦(3-2で勝利)開催に間に合うよう、ヨーロッパリーグ決勝から週末までの短い間にスタッフが大忙しでスタジアムを準備しなければならなかったことも付け加えた。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - LYON TAKES ACTION AGAINST MARSEILLE AFTER EUROPA LEAGUE STADIUM DAMAGE

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