施設ソリューション大手のABM社は、バンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムと技術導入や維持管理を含む施設管理サービス契約を結んだ。
同スタジアムは、米・プロサッカーリーグ(MLS)に新たに参入するロサンゼルスFC(LAFC)の本拠地として、ロサンゼルス中心部のエクスポジション・パーク内に建設中だ。
ABMは2017年後半に、建設中の同スタジアムに技術導入サービスを提供した実績がある。スタジアム完成が近づいた2018年始めには、並行して清掃業務を含む維持管理サービスも提供した。
今回の契約により、ABM社はスタジアム完成後も、引き続き同施設に技術導入および維持管理サービスを提供することになった。
また、ABMは廃棄物を埋め立てずに、リサイクルやコンポスト利用をすることでLAFCが設定したサステナビリティ目標を達成するための「ABM GreenCare(グリーンケア)」プログラムも実施する。
ABMのアート・ロドリゲス事業&産業担当バイスプレジデント兼スポーツ&エンターテインメント事業部長は以下のように喜んだ。
「今回のLAFCとのパートナーシップ契約により、MLSの歴史に携わることができ、また、LAFCのサポーターの皆様やスタジアムに来場するお客様に特別な体験をお届けするお手伝いができることを嬉しく思います」
バンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムは、2028年の夏季オリンピック開催都市の中心地として、庭園や博物館、LAコロシアムなどのアトラクションを揃えるエクスポジション・パークの新たな目玉施設として整備される。
LAFCのシニア・バイスプレジデントで、施設担当のジェネラルマネージャーのオットー・ベネディクト氏は以下のように同社への信頼を寄せた。
「私たちはABMのスポーツ施設ソリューション事業における実績と安全第一主義の社風を高く評価しており、同社はバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムのパートナーとしては明らかな最有力候補でした。
施設のこけら落としのイベントサポートや定期的な維持管理業務、イベントに応じたサービス提供など、ABMは確固たる実績を持っており、MLS参入初年度の開幕から閉幕までの大事な期間にクラブの助けになってくれると判断しました」
バンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムの22,000席のうち、LAFCの全17,500席分のシーズンパスはすでに完売となっている。
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元記事 - ABM wins Banc of California Stadium contract
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