ロシアがW杯後のスタジアムのレガシー計画を発表
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W杯開催会場のひとつで、ソチの「フィシュト・スタジアム」
W杯開催会場のひとつで、ソチの「フィシュト・スタジアム」 (画像:Oleg Bkhambri)

ロシア政府は、6月14日から7月15日まで開催されるFIFAワールドカップ2018 ロシア大会のために整備されたスタジアムが「白い巨象」化しないように、166.5億ルーブル(約319億円)の費用を掛けるレガシー利用計画を発表した。

同政府は4月10日、大会後のスタジアムの維持・運営事業を対象にした資金投入に関する草案を完成させた。

ロシアのウラディミール・プーチン大統領は2017年10月、国内リーグの観客動員数増加につながり、また、新たにユース年代を対象としたサッカーセンターを整備することによる選手強化を実現するレガシー計画の準備を指示しており、今回の発表はそれに応えるものだ。

AFP通信によると、内閣案では、11か所の開催スタジアムのいくつかの維持には、2023年まで政府の援助が必要となる、と結論付けた。

政府案では以下のように指摘されている。

「スタジアム運営に要する高額の費用と国内クラブの収益に対する期待の低さを考慮すると、今後3~5年間のスタジアム利用が商業的に継続可能とは考えられない」

総費用の半分以上の123.5億ルーブル(約240億円)が連邦予算から捻出され、7か所の小規模開催都市のスタジアムの運営に充てられる。

※金額はすべて2018年4月中旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - RUSSIA DETAILS LEGACY SPENDING PLAN FOR WORLD CUP

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