ダンディー・ユナイテッド、英国初のバリアフリーVRスタジアムツアーを実施
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バリアフリーVRツアーが催行されるタナダイス・パーク
バリアフリーVRツアーが催行されるタナダイス・パーク (画像:Ljkitson)

サッカーのスコットランド・チャンピオンシップ(2部)のダンディー・ユナイテッドFCは、クラブの公式HPで本拠地「タナダイス・パーク」のバリアフリーVR(仮想現実)ツアーを公開した。英国では初めての試みとなる。

ダンディー・ユナイテッドは今回のVRツアーで、ダンディー市内のVRツアー制作会社であるOOVIRT社とタッグを組んだ。OOVIRT社は、スポーツ施設やコンサート会場などのベニューのバリアフリー化推進事業を主軸としている地元企業だ。また、ツアー制作には、ダンディー・ユナイテッド障害者サポータズ・クラブ(DUDSC)も協力した。

そのVRツアー体験はこちらから

タナダイス・パークのVRツアーは、オンラインプラットフォームのため、誰でもスタジアム周辺、障害者専用駐車場から車いす席へ行く経路や各エリアのバリアフリートイレの場所を確認できる。

選手のロッカールームを見学したり、ピッチへつながるトンネルを通って入場するVR体験も可能で、各スタンドやホスピタリティエリアにもアクセスできる。

VRツアーでは、車いす用トイレの大きさや仕様なども確認できる
VRツアーでは、車いす用トイレの大きさや仕様なども確認できる (画像:Dundee United Football Club)

さらに、試合のチケットやスポンサー席パッケージなどをツアー画面内で購入でき、グッズ等の商品はオンラインショップで購入可能だ。

ダンディー・ユナイテッドFCのジョー・ライス広報部長は以下のように話した。

「ダンディー・ユナイテッドはOOVIRTと共に高品質の情報プラットフォームを製作し、すべてのベニューに対する情報提供環境の向上を目指すことで、欧州サッカー・アクセスセンター(Centre for Access to Football in Europe=CAFÉ)や平等人権委員会(Equality and Human Rights Commission)といった組織の活動を支援しているのです」

OOVIRTのマネージング・ディレクター、リチャード・マイクルジョン氏は以下のように説明した。

「障害者の方や、介護をするご家族やご友人の方を対象にした調査では、もっと体の不自由な方々がベニューに関する情報を得やすいようにしてほしい、という要望していることがわかりました。

ベニューや目的地がどのくらいバリアフリーなのかを事前に正確に知ることができるのは、車いすの利用者、高齢者、自閉症などの方々には非常に有益なのです。弊社では、ユーザーの実体験を基に、ショッピングモール、博物館、サッカースタジアムといったベニューを、もっと楽しんでいただけるのに役立つバリアフリー情報を提供しています」

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - DUNDEE UNITED CLAIMS FIRST WITH ACCESSIBILITY-FOCUSED STADIUM TOUR

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