2022年のコモンウェルスゲームズ※を開催するイングランド・バーミンガムのアレクサンダー・スタジアムは、総工費7,000万ポンド(約104億円)をかけて大会に向けた改修を実施する。
※英連邦に属する国・地域が参加する総合競技大会。4年ごとに開催される。
今回の改修では、築40年の同スタジアムの収容人数が現在の12,700人から40,000人に拡張され、新たに増設される座席の内、20,000席については大会閉幕後も保持することが決まっている。また、地域コミュニティのためのスポーツ施設が新設されるほか、常設サブトラックや会議場も整備される。
改修後、アレクサンダー・スタジアムは、ロンドンを除くと英国最大の陸上競技場となる。
BBCの報道によると、英国のテリーザ・メイ首相は同スタジアムを訪れ、今回の投資がどのように地域経済とウェスト・ミッドランズ地方の景気に好影響を与えるか説明した。
メイ首相は以下のように期待した。
「バーミンガムの持つ躍動感、多様性、そして熱意は、まさにコモンウェルス(英連邦)に属することの意義を表しており、バーミンガムは4年後に、英国の素晴らしさを世界に示すことのできる立派な大会を開催していることでしょう」
現在、アレクサンダー・スタジアムは英国陸上競技連盟(UK Athletics)の本部が 入居しており、IAAFダイヤモンドリーグ大会の開催ベニューだ。2022年のコモンウェルスゲームズではメインスタジアムとして使用され、陸上競技以外にも、開会式と閉会式が開催される。
2018年度のコモンウェルスゲームズは、豪・ゴールドコーストで4月に開催された。
※金額はすべて2018年5月中旬で換算
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元記事 - ALEXANDER STADIUM SET FOR £70M REVAMP AHEAD OF BIRMINGHAM 2022
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