サッカーのイングランド・チャンピオンシップ(2部)のブレントフォードFCは、建設中の新スタジアムへの移転を見据え、SecuTix社とチケット&顧客エンゲージメント・パートナーシップ契約を結んだ。
SecuTixはチケット&顧客管理の世界的なSaaSプロバイダで、同社は入札手続きの完了後に、ブレントフォードFCが現在の本拠地「グリフィン・パーク」から新スタジアムへスムーズに移転するためのサービスを提供する。グリフィン・パークから新スタジアムまでは、距離にして1.6km以内で、移転は2019年を予定している。
ブレントフォードは、移転前にプラットフォームを構築しておくために、チケット販売・管理面のパートナー企業を探していた。
クラブのマーケティング部長のカート・ピットマン氏は以下のように話した。
「ブレントフォードは、競合クラブより多くの資金を投じるのではなく、ライバル以上に考え抜いて解決策を見つけるクラブです。そのため、クラブは革新的なアイディアを持ったSaaS企業を探していました。以前の経験から、特注システムのアップグレード作業は決してカンではないことを理解していました。
12,400席の現在の本拠地と比べ、プレミアムシートが約3,000席増え、合計で17,250席の新スタジアムに移転することを考慮すると、柔軟性のあるパートナーが適しており、SecuTixのプラットフォームはまさにその柔軟性を提供してくれます。さらに、SecuTixはクラブのビジネスの成長を応援してくれていることもあり、(ブレントフォードとSecuTixは)クラブの新たな時代の幕開けにぴったりなチームだと自負しています」
SecuTix UKのマネージング・ディレクター、デイヴィッド・ホーンビー氏は以下のように説明した。
「私たちが目指すのは、新スタジアムに来場する観客のマッチデー体験を、今まで以上にストレスフリーにすることです。最優先事項としては、チケット販売とクラブのアクセス管理、ロイヤルティパートナー、モバイルアプリとの統合です。新スタジアムへの移転が済めば、クラブのシーズンパス保有者数の増加、新規顧客の開拓、ホームゲームの平均観客動員数の増加などに焦点を絞っていきたいと思います」
クラブは2018年3月19日に、新設するブレントフォード・コミュニティ・スタジアムの起工式を開催した。
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元記事 - BRENTFORD PARTNERS WITH SECUTIX FOR MOVE TO NEW STADIUM
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