米・アメフトのプロリーグ、NFLのニューイングランド・ペイトリオッツは、チケットマスター(Ticketmaster)社との契約を更改し、同社は本拠地「ジレット・スタジアム」にで開催される試合の公式チケット・マーケットプレイスを運営することになる。
今回の契約により、ファンはペイトリオッツの試合チケットをウェブサイト上で売買できるようになり、また、ペイトリオッツはこの流れでチケットの電子化を目指す。
ペイトリオッツのジェン・フェロンCMO(最高マーケティング責任者)は、以下のように新システムに期待している。
「チケットマスターの持つ技術により、クラブはこれまで以上のチケットをファンの皆様に提供できるようになります。2018シーズンの日程発表時に、この新しいプラットフォームを運用開始しますが、その日が待ち遠しくて仕方ありません。
チケットマスターとの契約が更改されたことで、ペイトリオッツのファンはすべてのホームゲームで、チケットマスターが誇る革新的な電子チケットシステムによる恩恵を享受することができるようになります」
また、NFLとチケットマスターの契約延長で導入される電子チケットシステムにより、ペイトリオッツのファンは、ジレット・スタジアムで開催される試合のチケットを今まで以上にスムーズに購入・転売できるようになる。
2018年4月末のNFLのシーズン日程発表後、ファンはHP(Patriots.com)でチケットを安全に購入できるようになる。
チケットマスター・ノースアメリカ社のグレッグ・エコノモウCCO(最高商業責任者)兼スポーツ事業本部長は以下のように話す。
「ニューイングランド・ペイトリオッツは、NFLで最も話題に上るフランチャイズのひとつで、そのような特別なクラブとのパートナーシップを更新し、安全で便利な電子チケットをペイトリオッツのファンの皆様に提供できることを誇りに思います。
2018シーズンのNFL日程発表後、ペイトリオッツファンの皆様は、前年より多くのチケットにアクセスが可能で、しかも最高のチケット購買体験を楽しんでもらえることでしょう」
4月初めには、同じNFLのデトロイト・ライオンズが、2013年より利用してきたフラッシュ・シーツ(Flash Seats)社のペーパーレス電子チケットシステムに代わり、2018年からチケットマスターの新システムを導入することが発表された。
チケットマスターは現在、NFLの公式転売プラットフォームを運営しており、リーグ自体もオープンなチケットマーケットプレイスの成長を推進している。
チケットマスターは、同社のベニュー用ソフトウェア「プレゼンス(Presence)」により、チケットの一次販売と二次販売(転売)を単一のチケットマスターNFLアプリに統合するサポートも提供する。
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元記事 - PATRIOTS GO DIGITAL WITH TICKETMASTER EXPANSION
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