ベラルーシの首都ミンスクのアンドレイ・ショレツ市長は、改修を終えたディナモ・スタジアムが2018年6月21日に再オープンすると公表した。
ディナモ・スタジアムは、2019年ヨーロッパ競技大会のメインスタジアムとして使用されることを念頭に、2012年10月より改修工事実施のために閉鎖されていた。
ショレツ市長は報道陣に対し、ほとんどの工事は終了しており、改修事業全体も5月31日までには完了する予定であることを伝えた。
現在は最終段階として、内装の仕上げやステンドグラスの設置を行なっており、スタジアム中央のピッチも敷設される予定で、灌漑システムや暖房装置も完成間近だ。
BelTA紙によると、ショレツ市長は以下のように説明した。
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「改修工事は3交代制のシフトで、時間帯にもよりますが、最大で1,500人の作業員がスタジアムで作業に従事しています。
屋内競技用施設のパレス・オブ・ジムナスティックスの完成後は、余剰資源もこちらにまわすことができたので、ミンスク市内の建設資源はすべてここ(スタジアム)に集結し、改修工事の完了に向かって全力を尽くしている状況です。
本日の主な作業はスタジアムのピッチで、もうすぐ芝の敷設が始まるところだと思います」
ディナモ・スタジアムが最後に改修されたのは、1980年の夏季五輪開催前で、同大会のメイン会場はモスクワだったが、当時はベラルーシもソビエト連邦の一部であったため、同スタジアムではサッカーの試合が開催された経緯がある。
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元記事 - MINSK'S DINAMO STADIUM TO REOPEN SOON
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