ミラノのジュゼッペ・サラ市長は、サッカーのイタリア・セリエA(1部)のACミランが、新スタジアム建設のための用地を探していると発言した。同クラブと共に本拠地「スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(別名サン・シーロ)」を使用するダービー相手のインテルは、移転を検討していない。
両クラブは1947年以来、サン・シーロを共同使用してきた経緯があるが、ACミランは近年、移転の噂が絶えなかった。
ACミランは2018年1月、ミラノ市内の新スタジアム用地について、クラブが市議会と協議したとするサラ市長のコメントを否定していた。だが、サラ市長はACミランが今も諦めていないとし、「新スタジアムを建設予定だ」と述べた。フットボール・イタリアによると、サラ市長は以下のように話した。
「ミランは今も用地を探していますよ。インテルと違って、ミランは新スタジアムを建設するつもりですから。ミラノ市民の皆様に言いたいのは、夏季休暇までには解決策を見出せるよう努力する、ということです。そうすれば、努力しなかったとは言えないでしょう。(もし移転先が見つからなければ、)非常に残念なことになります。なぜなら、サン・シーロは魅力的な建物ですが、他の国際都市にあるスタジアムの水準には達していないのですから。新スタジアムは市にとって役に立つものだと思います」
サラ市長のコメントは、新しい練習場の整備計画に関する会議に、インテルの経営陣が欠席した直後に発せられたものだった。練習場は、市内のピアッツァ・ダルミ地区に整備される可能性がある。
サラ市長は会議終了後に以下のように語った。
「欠席の事情については誰にも聞きませんでしたが、インテルには参加してほしかったです。インテルが練習場整備に興味を持っていたのは事実なので、土地の所有者と協議して解決策を見出すことができればと思っていました。インテルは何ヶ月も関心を持っていたのに、突然興味をなくすのは奇妙としかいえません」
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元記事 - AC MILAN STILL SEEKING NEW STADIUM SITE, SAYS MAYOR
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