ウルブス、モリニュー改修事業を2019年にも開始か
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2019年に改修工事を開始することが決まったモリニュー
2019年に改修工事を開始することが決まったモリニュー (画像:Wolverhampton Wanderers FC)

サッカーのイングランド・プレミアリーグ(1部)に昇格したばかりのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルブス)は、本拠地「モリニュー」の改修事業が早ければ2019年にも開始する可能性があることを示唆した。初期案では、まず第1段階でゴール裏のサー・ジャック・ヘイワード・スタンドを改修する、としている。

2017-18シーズンのチャンピオンシップ(2部)を制したウルブスは今季、ホームゲーム数試合が完売となり、特に昇格が現実味を帯びてきたシーズン後半はチケットの需要が高かったものの、クラブのマネージング・ディレクターのローリー・ダルリンプル氏は、スタジアムの改修よりも、まずはウルブスがプレミアリーグに定着できるように成長することが先決であると表明していた。

だが、ダルリンプル氏は地方紙のエクスプレス&スター紙に対し、来季の2018-19シーズン閉幕時にウルブスがプレミアリーグに残留していた場合、スタジアムの改修工事は2019-20シーズン開幕前の夏のシーズンオフ中に開始する可能性がある、と伝えた。

ダルリンプル氏は以下のように説明した。

「まだ確定していない部分もありますが、現時点では2019年夏に改修工事開始を目指していく予定です。改修事業についての協議は、2017年のクリスマス以降、急展開を見せており、現在進行中の話ではありますが、モリニュー周辺の施設でクラブが物理的に所有する部分について、いくつかの合意を必要としている状況です」

モリニューの改修については、2018年3月にウルブスがゴール裏スタンドの改修を検討しているというニュースが流れ、ゴール裏のサー・ジャック・ヘイワード・スタンドがイングランド最大級の1層スタンドに改修される計画が明らかになった。

エクスプレス&スター紙は、この計画が現在も進行中で、クラブは同スタンドの裏手の用地買収を目指し、土地の所有者で、今は破産管財人の管理下にあるカリリオン社と交渉中だ、と伝えた。改修により、サー・ジャック・ヘイワード・スタンドは10,000人収容の1層スタンドへと生まれ変わる。

ダルリンプル氏は以下のように話した。

「改修工程については、どの順番で何を整備していくかということも含め、現在も検証中です。ただし、改修についてはサポーターの意見を聞きながら、設計士やデベロッパーとも協議を重ねていく中で、最も適切なアプローチを見出せると考えています。

物事を単純化してしまえば、バックスタンドであるスティーブ・ブル・スタンドを取り壊すべきだという声も挙がるでしょう。ですがクラブとしては、もっと広い観点から、観客動員に一番影響を与えない改修計画を立案する必要があります。そして、南スタンド(サー・ジャック・ヘイワード・スタンド)については、絶対に1層にしたいという考えは変わりません。

そういう意味では、南スタンドの裏手の土地を手に入れ、周辺施設についても合意を取り付けることができれば、南スタンドの改修事業を始めることができ、大きく拡張した南スタンドが落成することにより、観客動員への影響を最小限に抑えながら、いよいよスティーブ・ブル・スタンドの改修に着手できるようになる、という議論は成り立つと思います」

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - WOLVES PENCIL IN 2019 START DATE FOR MOLINEUX EXPANSION

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