サッカーのイングランド・プレミアリーグ(1部)のリヴァプールFCを所有するフェンウェイ・グループは、生体認証によるチケット認証サービスIdentoGOを提供するアイデミア(Idemia)社とパートナーシップ契約を結んだ。
SportTechie.comによると、フェンウェイ・スポーツ・グループは、最初にボストン・レッドソックスの本拠地で、同グループが命名権を持つフェンウェイ・パークにアイデミアのIdentoGOサービスを導入する予定だ。
契約内容の詳細については明かされていないが、SportTechie.comは「38,000人収容のフェンウェイ・パークのチケット認証にバイオメトリクス認証システムの一種が導入される可能性が高い」と報じている。今回の契約で提供されるIdentoGOサービスには、球場入場時の指紋や虹彩のスキャン、または顔認証システム、そして球団が運営する飲食・グッズ販売、ポイントプログラムにおける生体認証システムの導入も含まれる可能性がある。
アイデミアのチャールズ・キャロル登録サービス担当バイスプレジデントは、フェンウェイ・スポーツ・グループとの初期契約は、イングランド・プレミアリーグのリヴァプールFCを含むことが可能だと言及した。フェンウェイが、2018年5月末にUEFAチャンピオンズ・リーグ決勝を戦うリヴァプールも所有しているからだ。
アイデミアは他にも、NFL(アメフト)のサンフランシスコ・49ersやニューヨーク・ジェッツといったクラブや、NBA(バスケ)のブルックリン・ネッツとNHL(アイスホッケー)のニューヨーク・アイランダースが共に本拠地とするニューヨークのバークレイズ・センターとも同様のパートナーシップ契約を結んでいる。
また、SportTechie.comは、アイデミアが現在、ニューヨーク・ジェッツと共にメットライフ・スタジアムを利用するニューヨーク・ジャイアンツ(NFL)ともパートナーシップ契約締結に向けて交渉中である、と報じた。
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元記事 - LIVERPOOL OWNERS SIGN UP WITH BIOMETRIC TICKETING LEADER IDENTOGO
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