インテル、ベニューネクストへの投資を決定
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(画像:VENUENEXT)

インテル・コーポレーションの国際投資会社であるインテル・キャピタル(Intel Capital)は、7,200万ドル(約79億円)を投じるITベンチャー企業への投資計画の一環として、ベニューネクスト(VENUENEXT)に出資することを決めた。

インテル・キャピタル・グローバル・サミットで発表された内容によると、インテルは今回の投資計画で12社に出資する予定で、年度内の出資総額は1億1,500万ドル(約126億円)に上る。

ベニューネクストは、スタジアムやアリーナ、コンサートホール、ホテルなど、あらゆるタイプの施設において、ゲスト体験を大きく向上する事業を柱としており、サンフランシスコ・49ers(NFL)のリーバイス・スタジアムやニューヨーク・ヤンキース(MLB)のヤンキー・スタジアムといったスタジアムにもサービスを提供している。

今後は、インテル・スポーツ・グループとインテル・リテール・ソリューションズ・ディヴィジョンがベニューネクストと協働し、米国中のスポーツ施設やスタジアムにおけるゲスト体験を向上するためにインテルのモバイル技術を統合・導入する事業を展開していく。

インテルのシニア・バイスプレジデントで、インテル・キャピタルの社長を兼任するウェンデル・ブルックス氏は以下のように語った。

「イノベーション企業への出資は、データ産業を牽引するインテルの戦略の主眼を反映するものです。投資対象のベンチャー企業は、世界がさらにコネクトされスマート化する中で重要になっていくAI、クラウドやIoT、そしてシリコンといった分野の未来を形づくっていくビジネスです」

ベニューネクストは声明文でインテルに対する賛辞を述べると共に、トゥルービュー(True View)のようなソリューションがどのようにベニューでのビジター体験を向上していくか、以下のように説明した。

「インテル・トゥルービューのイノベーション技術は、5Kの高解像度カメラとデータクランチング技術で構成されています。カメラはボクセル(3次元ピクセル)を使ってボリュームデータを収集し、試合の重要な瞬間を多視点映像として描画する仕組みです」

また、ベニューネクストは、最初のモバイル技術統合事業として、インテル・トゥルービュー5K(Intel True View 5K)を駆使したファン体験テクノロジーをリーバイス・スタジアムとミネソタ・バイキングス(NFL)のUSバンク・スタジアムに導入することを認めた。

※金額はすべて2018年5月中旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - INTEL COMMITS TO VENUENEXT INVESTMENT

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