フランス北東部の都市・ストラスブールに整備される新アリーナの命名権を、金融サービス大手のクレディ・ミュチュエル(Crédit Mutuel)が獲得した。
この新アリーナは、同市に拠点を置くバスケットボールチームのストラスブールIGのホームアリーナとなり、完成後は「クレディ・ミュチュエル・フォーラム」と呼ばれることになる。
建設は2019年前半の起工を予定しており、2021年9月の竣工を目指す。ストラスブールIGによると、総工費は€4,000万ユーロ(約52億円=2018年5月9日現在)で、現在チームが本拠地としているレヌス・スポルト(下)の敷地に建てられる。
ストラスブールIGのマルシアル・ベロン社長は以下のように語っている。
「我々は、クラブとして前進するためにはヨーロッパ水準の施設や設備が必要だということを十分に理解しています。特にビジネスパートナーやスポンサー企業を迎え入れるホスピタリティ施設の強化は不可欠です。資金を調達し、新たな賃借保証の可能性を広げ、地域コミュニティを支援してくれるスポンサーを獲得するために、斬新な手法を提案しました。
いつもは一歩ずつ物事を進めていくのがクラブの流儀ですが、今回は(施設は)未完成ですが、想定したスケジュールに沿って前進していきます。とはいえ、新アリーナの運営面で事業計画と年度末の長期賃借契約締結に向けた資金調達計画については、まだまだやることがいっぱいあります」
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元記事 - CRÉDIT MUTUEL TAKES NAMING RIGHTS TO NEW STRASBOURG ARENA
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