サッカーのイタリア・セリエA(1部)のASローマは、サポーターのマッチデー体験向上を念頭に、カーナビアプリのWaze(ウェイズ)とパートナーシップ契約を結んだ。
今回の契約の下、ローマはマッチデーに本拠地スタディオ・オリンピコへ向かうサポーターや来場客を、現役選手の声を使って誘導する世界初の試みを実施する。声が使用される選手は、ステファン・エル・シャーラウィとアレッサンドロ・フロレンツィ(共にイタリア)、ラジャ・ナインゴラン(ベルギー)、フアン・ジェズス(ブラジル)の4名の予定。
ユーザーは、選手の声でローマ市内の移動やスタディオ・オリンピコの入場ゲートについて案内され、クラブの公式ショップの場所も示される。移動の最初と最後に選手たちからメッセージが伝えられるが、詳しい道順や経路案内はフロレンツィの声が担当する。
また、Wazeとクラブの公式ウェブサイト、SNSを統合するモバイル/デスクトップアプリ用の特殊なウィジェットも開発された。今後は、すべてのプラットフォームにWazeダウンロード用のボタンやQRコードが追加される。
Wazeのイタリア担当マネージャーのダリオ・マンチーニ氏は以下のように説明した。
「Wazeは徐々に交通そのものに携わる企業に進化しています。スポーツの世界に参入することを決定したのは、Wazeがただのカーナビアプリではないことを証明しています。プランド・ドライブス(Planned Drives)機能のおかげで、毎日大事な用事のために時間内に特定の場所に到着する必要がある人々の移動プランは随分と楽になりました。ジャッロロッシ(ローマの愛称)のサポーターがスタジアムで記憶に残るマッチデーを楽しめるだけでなく、ローマ市内で渋滞に巻き込まれずに日々を過ごせるように、Wazeが努力していることの証明でもあります」
ASローマは、ZigZagやcar2go、Uberといったアプリとも移動に関するパートナーシップ契約を結んでいる。
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元記事 - ROMA PLAYERS TO DIRECT FANS ON WAZE APP
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