米・カリフォルニア州のサンディエゴ州立大学(SDSU)は、将来的にナショナル・フットボール・リーグ(NFL)に参入するチームの本拠地となる可能性のあるアメフト・スタジアムを整備する、と発表した。
新スタジアムは、建設当初は収容人数を35,000人に設定しつつ、NFLに参入するフランチャイズが発足した場合は55,000人を収容できるよう拡張改修する予定だ。サンディエゴでは、チャージャーズが55年間にわたり同市を本拠地としていたが、2017年ロサンゼルスに移転した。
サンディエゴ州立大学は今回のスタジアム計画でポピュラス(Populous)とJMIスポーツと協働し、サンディエゴを本拠地とするNFLチームの存在にかかわらず、スタジアムを整備するとしている。
サンディエゴ州立大学のジョン・デイビッド・ウィッカー運動部長は、新スタジアムは、サンディエゴ湾に浮かぶボートに着想を得たアルミパンチング板を施した外壁が特徴となる、と話した。
また、スタジアム内部には、82室以上のスイートルーム、5か所のクラブラウンジ、ラウンジへのアクセスが可能な50室以上のロージボックス、エンドゾーンのパーティデッキ2か所、外向きバルコニー6か所などが設置される。
サンディエゴ州立大学は2017年11月、同大学のアメフトチームの本拠地となる新スタジアムの初期案を公開。35,000席の新スタジアムでは、アメフト以外のスポーツ競技や地域イベントも開催する。
さらに、試合開催時のマッチデーだけでなく、試合のない日でも住人や大学の従業員、学生、来訪者が物品を購入できるよう、27,432㎡の広さの販売スペースも整備される。
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元記事 - SAN DIEGO STATE SET FOR NFL-STANDARD STADIUM
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