サッカーのフランス・リーグ・アン(1部)のパリ・サンジェルマン(PSG)は、本拠地「パルク・デ・プランス」にフランス・サッカー界で初となるデジタル・オーバーレイ技術を導入した。
PSGとAIMスポーツ社の提携で実現した今回の新技術導入により、クラブはピッチを囲むLEDスクリーンに掲出する広告を、放映権を持つTV局の国や地域に合わせて放映することができるようになる。
例えば、PSGの試合がインドネシアで放映される場合、同国の視聴者はTVに映るピッチ周りのLEDスクリーンにインドネシア市場に関連する広告を見ることになり、他の国や地域の視聴者はそれぞれの国の市場に関連する別の広告を目にすることになる。
PSGのビジネス活動担当副社長のフレデリーク・ロンギュペー氏は以下のように説明した。
「パリ・サンジェルマンは、提携パートナーの皆様に最高のマーケティング実績を残す歴史的な革新テクノロジーを提供できることを誇りに思います。デジタル・オーバーレイは、まさにスポーツ・マーケティングにおける革命的な技術であり、急速に世界中にサポーターが増えているPSGのニーズに応えてくれました。デジタル・オーバーレイ技術により、PSGのメディア露出度が非常に高い現況においても、ブランドパートナーの皆様は常に適切な広告を掲出することができ、クラブのグローバル・スポンサーの皆様は新たなマーケティング対象を手にします。さらに、広告主の皆様には特定地域を対象とした新たなスポンサーシップの機会が提供されるわけです」
デジタル・オーバーレイ技術は、2018年4月15日にパルク・デ・プランス開催されたPSG対ASモナコ戦で導入され、クラブパートナーのビーイン・スポーツ(beIN Sports)社、Oooredoo、QNB、そしてPSGは英語、アラビア語、インドネシア語で広告メッセージを放映した。
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元記事 - PSG CLAIMS FIRST WITH INNOVATIVE STADIUM TECH
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