セーフスタンディング席の導入を望むサポーターの声
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(画像:Jon Darch)

イングランドのプレミアリーグ(1部)とチャンピオンシップ(2部)のスタジアムに、セーフスタンディング席(安全な立ち見席)の導入を許可するよう求める請願書に数万人のサポーターたちが署名した。

嘆願書の署名は、今週初めに、プレミアリーグの古豪ウェストブロムウィッチ・アルビオン(WBA)によるセーフスタンディング席の導入申請が英国政府に却下されたことを受けて始まった。

WBAは、英国政府のトレイシー・クラウチ・スポーツ大臣が、サッカー・スタジアムでは全席着席を義務付ける現行の方針を変更する計画がないことを理由に、本拠地「ザ・ホーソーンズ」でのセーフスタンディング席導入申請を却下したことを月曜日に発表したばかりだ。

イングランドでは、1989年に96名のリヴァプール・サポーターが命を落とした「ヒルズボロの悲劇」の調査をまとめた「テイラー報告書」の提言を受け、プレミアリーグ(1部)とチャンピオンシップ(2部)における立見での試合観戦は禁止されている。

ウェスト・ミッドランズ地域のWBAは、今夏のセーフスタンディング席の試験導入を目指して正式に申請していた。設置箇所は、ホームとアウェーのサポーターが集まるスメズウィック・エンド・スタンドだった。

クラブのマーク・マイルズ運営部長は、今回のクラウチ大臣の判断を「近視眼的な見方」と批判しており、また、セーフスタンディング席の導入を望む多くのサポーターたちからも失望の声が上がっている。

テセーフスタンディング席は、スコットランド・チャンピオンシップ(1部)のセルティックFCやドイツのブンデスリーガ(1部)のヴェルダー・ブレーメン、ハンブルガーSV、VfLヴォルフスブルク、ハノーファー96、ボルシア・ドルトムントなどの本拠地で導入されている。

この記事の執筆時点で、41,000人以上のサポーターが請願書に署名している。英国政府は、10万人以上の署名を集めた全ての請願書について、公式対応が義務付けられている。請願書への署名はこちらで受け付けている。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - FOOTBALL FANS LEAD CALLS FOR SAFE STANDING

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