サッカーのイングランド・プレミアリーグ(1部)のレスター・シティFCのアイヤワット・スリヴァッダナプラバ副会長は、同クラブ本拠地「キングパワー・スタジアム」の改修計画が初期段階にあることを明らかにした。
キングパワー・スタジアムは現在32,312人の収容人数を誇るが、2015/16シーズンにプレミアリーグを優勝したこともあり、チケットに対する需要は高くなっている。
また、同スタジアムではサッカー以外のスポーツイベントや非スポーツイベントも定期的に開催されており、クラブとしては客席や施設を増加することで、さらなる収益の確保につなげたい意向だ。
スリヴァッダナプラバ副会長は先週末に、クラブのマッチデープログラムである「City Matchday Magazine」上の同氏のコラムで、経営陣がスタジアムへのアクセス改善とサポーターや地域コミュニティが利用できる新施設の追加を前向きに検討している、と言及した。
スリヴァッダナプラバ副会長は以下のように説明した。
「現在、経営陣はキングパワー・スタジアム改修に向けて、より徹底的な協議を開始する段階にあります。スタジアム自体に関しては、収容人数の増加と既存施設のアップグレードを、そして周辺地域に対しては、レスター市内にエキサイティングなイベント会場を整備するための投資を行なっていく計画です。
キングパワー・スタジアムは、ホームチームにとっては魔法のようで、しかし、アウェーチームは萎縮してしまう特別な雰囲気を醸成しており、これは間違いなくクラブの近年の成功の原動力でとなっています。クラブとしては将来的な改修案が、この素晴らしい観戦体験の効果を薄めてしまうものではなく、逆にさらに強化できるものにしなくてはなりません。その点が我々の最優先事項です」
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元記事 - LEICESTER CITY REVEALS STADIUM EXPANSION PLANS