サッカーのドイツ・ブンデスリーガ(1部)6連覇を達成したバイエルン・ミュンヘンは、本拠地「アリアンツ・アレーナ」の内装を同クラブのアイデンティティ一色にする改装案を公開した。
バイエルンは2005年以来、同じミュンヘンのダービー相手であるTSV1860ミュンヘンと共同使用してきたが、2017年にTSV1860ミュンヘンが旧本拠地である「グリュンヴァルター・シュタディオン」に戻ったことで、アリアンツ・アレーナのテナントはバイエルンだけになった。こういった事情により、バイエルンのブランディングをアリアンツ・アレーナに展開することが決定された。なお、1860ミュンヘンは現在、レギオナルリーガ(4部)を主戦場としている。
今回の改修案では、観客席が新たにデザインされており、座席もそれに基づき新しいものが設置される。新デザインは2017年11月の年次総会で、バイエルンのヤン=クリスチャン・ドレーセン副会長がクラブ会員に初めて発表していた。
スタジアムを設計したスイスの建築家ユニットのヘルツォーク&ド・ムーロンが今回の改装デザインも担当。最終案が決まるまで、多くのデザイン案を出したという。改装デザインでは、クラブの「Mia san mia(我々は我々だ)」というモットーもビジュアル要素として反映されている。
また、スタジアムの中層エリアのシーズンパス保有者には、改装作業で撤去された客席を購入する機会が提供される。
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元記事 - BAYERN TO STAMP ITS IDENTITY ON ALLIANZ ARENA
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