AFCウィンブルドン、新スタジアムのITインフラ構築に向けたRFPを公表
AFCウィンブルドン、新スタジアムのITインフラ構築に向けたRFPを公表

AFCウィンブルドン、新スタジアムのITインフラ構築に向けたRFPを公表

  • twitter
  • facebook
  • bookmark
  • push
  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7

AFCウィンブルドンの新スタジアム完成予想図
AFCウィンブルドンの新スタジアム完成予想図(画像:AFC Wimbledon)

サッカーのイングランド・リーグ1(3部)に所属するAFCウィンブルドンは、プラウ・レーンに整備する新スタジアムのITインフラ構築を見据えたRFP(提案依頼書)を公開した。

また、RFPに先立って発表された「AFCウィンブルドン・コミュニティ・スタジアム・プロポーザル」では、ウィンブルドンFCが名称を変えて移転を余儀なくされて以来、28年ぶりにプラウ・レーンに 戻ってくることが確認されている。新スタジアムの建設予定地は、以前の本拠地だったプラウ・レーンの跡地から183m弱しか離れていないこともあり、クラブは実質的に「帰還」することになる。

新スタジアムの整備は、プラウ・レーン周辺地域の再開発計画の一部であり、マートン・キャタリスト社との共同プロジェクトだ。プロポーザルの要点は主に次の2点となる。

  • まずは収容人数が9,000から10,000人で、総工費が2100万ポンドのスタジアムを開場し、その後、段階的な改修を経て、最終的にはチャンピオンシップ(2部)への参戦に適した20,000席のスタジアムを整備する。
  • 新スタジアムをプラウ・レーン周辺地域の再開発の一部として組み込み、さらなる地域発展の中心的存在および起爆剤とする。本再開発計画には600室の住宅用マンション、駐車場、店舗、レジャークラブ、結婚式や会議、誕生日パーティなどの多種多様なプライベートイベントを開催できる施設の整備が含まれる。

また、AFCウィンブルドンは、新スタジアムがビジネスの機会を提供する場になることを念頭に置いたIT戦略の観点から、次のような技術要件をビジネスの最優先事項としてスタジアムに求めている。

  • キャッシュレス・スタジアム(電子決済の充実やスタジアム収益の一元管理)
  • すべてにおいてデータを収集
  • より良いサービス提供のためのデータ活用
  • マルチサイト機能
  • 柔軟なスタジアム運営
  • ビジネスの継続性
  • ノンマッチデーのイベント開催

PTIコンサルティング社のマイク・ボーンディーク氏が作成したAFCウィンブルドンのRFP完全版は、クラブの公式サイトからダウンロードできる。

提案書の提出期限は2018年4月20日(金)で、プレゼン申請期限は2018年4月27日(金)。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - AFC WIMBLEDON RELEASES RFP FOR IT INFRASTRUCTURE AT NEW STADIUM

TSB-Logo.png

  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7