エヴァートン、新スタジアムでドルトムントの「イエローウォール」再現か
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世界的に有名なドルトムントの「イエローウォール」
世界的に有名なドルトムントの「イエローウォール」 (画像:Pascal Philp)

サッカーのイングランド・プレミアリーグ(1部)のエヴァートンは、建設予定の新スタジアムに、ドイツ・ブンデスリーガ(1部)のボルシア・ドルトムントの巨大な1層スタンド「イエローウォール」を再現する計画があることを公表した。

ドルトムントの本拠地「ジグナル・イドゥナ・パルク」は、欧州最大の立見スタンドのサウスバンク・スタンドで知られている。同スタジアムの収容人数は81,360人だが、イエローウォールだけで24,454人を収容する。

この規格外の1層スタンドは「イエローウォール(黄色い壁)」の愛称で知られ、チームカラーの黄色と黒を象徴する熱狂的なサポーターたちの応援スタイルの舞台となっている。

エヴァートンの新スタジアム計画を率いる建築家のダン・マイス氏も、南側スタンドを大きな1層スタンドにする、と乗り気だ。

リヴァプール・エコー紙によると、マイス氏は「最終的なスタジアムの収容人数によりますが、南側の1層スタンドは12,000~15,000人のサポーターを収容する予定です。また、スタンドの裏側には、ホームサポーターがリヴァプールの街を一望できるコンコースが整備され、それは素晴らしいものになるでしょう。」と期待を込めた。

マイス氏の発言は、サポーターとの意見交換会においてのことだ。意見交換会は、マイス氏の設計意図とサポーターたちの要望や期待をすり合わせることで、クラブの理想のホームスタジアム像を確立する目的で数回にわたって開催されている。

第1回には150人以上のサポーターが参加し、マイス氏は初期設計に関する自身の意図を説明しつつ、サポーターと共同することの重要を訴えた。

また、マイス氏は、サポーターたちが新スタジアムについて重要だと感じる順序を反映した、クラブの「原則11か条」に沿ってプロジェクトを進めることを確認した。「原則11か条」は、マイス氏と設計チームがエヴァートン・サポーターたちの理想のスタジアムを理解するための重要なガイドラインとなっている。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - EVERTON TO RECREATE BORUSSIA DORTMUND'S 'YELLOW WALL'

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