イングランドのプロサッカーリーグであるイングリッシュ・フットボール・リーグ(EFL)再昇格を目指すサウスポートFCは、本拠地「ヘイグ・アベニュー」の改修計画を発表した。
計画にはメインスタンドの改修、テラス型のスタンドへのイス席の設置、サポーター用バーやスポンサー用観戦施設の整備などが含まれる。
サウスポートFCは2017年にナショナルリーグ(5部)からナショナルリーグ・ノース(6部)に降格したばかりだ。
改修工事は2段階で実施され、最終的に2019/20シーズン開幕前の竣工を目指す。
クラブのナタリー・アトキンソンCEOは以下のように語った。
「クラブを愛する誰もが知っているヘイグ・アベニューの長い歴史に、新たな1ページが刻まれます。今後数年間のビジョンを発表するにあたり、この新たな旅立ちに立ち会えることを大変嬉しく思います。地域に根差したクラブが、ピッチ内外で身の丈に合った持続可能な成功を収めていく、というのがサウスポートFCの総合的かつ長期的な展望です。私たちは、街の中心的なクラブとしてEFLへの復帰を目指しています。
この観点から、クラブの各チーム、サポーター、そして地域の皆様が記憶に残るような体験をし、今後もクラブを応援したいと思ってもらえるような最先端の施設を整備したいと考えています。それにより、これまで以上に多くの地域の皆様に観戦してもらい、その収益を投資することでクラブの持続可能な経営を実現したく思っています。このビジョンを実現するために、サウスポートFCは、クラブを支援してくださっているスポンサーの皆様と共に次の目標の達成を目指します。」
- 大人や高齢者、就学中の子供や若者といった地域の皆様を対象とした持続可能なプログラムおよび健康増進アクティビティを実施するための地域コミュニティ信用基金を新たに設立
- 16~19歳の若い選手を対象とし、質の高い教育やNVQ(国家職業資格)レベルのサッカープログラムを提供するサウスポート・カレッジ・アカデミーの設立
- クラブだけでなく、スポンサー向けホスピタリティやサウスポート内外のビジネスのネットワークづくりの機会提供、多くの地域コミュニティ・プロジェクトなどを通じて地域の方々に幅広く利用してもらうための高品質なスタジアム施設の整備で、地域のハブを目指す
- 才能発掘や成功への道筋を確立し、引き続きサウスポートFC傘下の子供たちや若者、女子チームの選手たちの機会を創出
- サウスポート地域内外のビジネスネットワークと協働し、BtoBの機会創出、関係構築、財務的に持続可能な環境を確立
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元記事 - Southport FC to revamp stadium
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