米・アメフトのプロリーグを統括するNFLのメディア部門、NFLメディアがハリウッド・パーク内のLAスタジアム&エンターテインメント地区に移転することになった。
ロサンゼルス・ラムズのスタン・クロエンケ会長兼オーナーとNFLコミッショナーのグッデル氏が、フロリダ州オーランドで開催されたNFLの年次会議で共同発表した。
同地区の中心的な存在となるのは、ラムズとロサンゼルス・チャージャーズの本拠地となり、2020年に会場予定のLAスタジアムだ。加えて、ハリウッド・パークの同地区にはスポーツ&イベント施設、オフィス、販売および居住用スペース、20エーカーの公園用地も整備される。
クロエンケ会長は以下のようにNFLメディアの移転を歓迎した。
「この計画は、イングルウッド地域とロサンゼルス広域に多くの企業を誘致し、雇用を生み出すことのできる素晴らしいパートナーシップです。NFLは米国内で最も視聴率の高い番組で、NFLメディアがこの地区に拠点を置くことは、世界のエンターテインメントの中心地であるLAに、世界的な観光名所を設立する第一歩となります」
「この計画とLAスタジアムに対する関心度は驚くほど高く、NFLメディアの存在があれば、ロサンゼルスが誇る歴史的なこの地区がさらに再活性化されることでしょう。この計画全体に対する我々のミッションとビジョンを信頼してくれた他のNFLクラブのオーナーたちとNFLのグッデル・コミッショナーに心から感謝します」
NFLは同地区内に、約60,960㎡のスペースを確保し、NFLネットワーク、NFL.com、NFLアプリ、そしてNFL RedZoneの数百人におよぶ従業員のための運営拠点を整備する予定だ。
また、2021年夏にオープン予定のNFLメディアの新拠点には、オフィスやスタジオ以外にも、NFLメディアとしては初となる屋外スタジオや番組参加視聴者用のスペースも設置される。
NFLのグッデル・コミッショナーは以下のように喜んだ。
「ラムズとチャージャーズの本拠地にNFLメディアも加わり、LAスタジアム&エンターテインメント地区は、NFLのファンが通年訪れることのできる一大観光名所となるでしょう。スタン(・クロエンケ氏)の壮大なビジョンのおかげで、ハリウッド・パークはアメフトだけでなく、エンターテインメントやイベント、そして生活や仕事の中心地としても栄えることになるのです。世界を変えてしまうほどのこの大型プロジェクトにNFLメディアも参加できることが非常に楽しみです」
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元記事 - NFL MEDIA TO JOIN LA STADIUM AND ENTERTAINMENT DISTRICT
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