イングランド・チャンピオンシップ(2部)のブレントフォードFCは、本拠地「グリフィン・パーク」の電力供給事業について、英国のユーティリタ・エナジー社との契約を延長し、また、その契約範囲も広げた。
ブレントフォードFCとユーティリタ・エナジーは、2016年に最初のパートナーシップ契約を結び、昨夏に2年間の延長で合意していた。
既存の公式電力供給パートナー契約に加え、ユーティリタは、クラブが現在建設中の新スタジアムに移転するまでの期間の電力供給業者となることが含まれる。
ブレントフォードFCは現在、グリフィン・パークのイーリング・ロード・エンドに広告スペースを追加しており、ユーティリタは新設のLEDサイネージや他のデジタルプラットフォームなどにも電力を供給することになる。
また、同スタジアムのマッチデーに流れる音楽演出の再生リストは、ユーティリタのサブブランドの「ユーティリタLIVE」によって管理される。
ユーティリタのジェム・メイドメント宣伝広報部長は以下のように喜んだ。
「ブレントフォードFCにとって、ピッチ内外において非常に大きな転換期である今の時期に、新時代に向かって躍進するビーズ(チームの愛称)を支援することができて嬉しいです。ロンドンだけでなく、英国の中でも最も有名で象徴的なスタジアムのひとつであるグリフィン・パークの最後の数年間に電力を供給できることは、当社の大きな誇りです。当社もブレントフォードFCのように近年急成長しており、今回のパートナーシップ契約は当社が長期にわたってクラブをサポートしようと考えている証になります」
また、今回のパートナーシップによる新サービスも導入され、自宅や会社の電力供給業者をユーティリタに切り替えたサポーターには、ブレントフォード・クラブショップで使える25ポンド分のクーポン、限定仕様の家庭用ディスプレイカバー、電力使用量をリアルタイムで監視・制御できるスマートメーターが提供される。
ブレントフォードFCのコマーシャル・マネージャー、マイク・サリヴァン氏は以下のように敬意を表した。
「グリフィン・パークと別れるその日まで、ユーティリタ・エナジーがクラブのオフィシャル電力供給パートナーでいてくれることとなり、とても嬉しく思います。ユーティリタは英国における従量課金制の電力供給サービスの大手で、特にサッカー界ではこの分野にのリーダーとして有名です。先週のブレントフォード・コミュニティ・スタジアム建設起工のすばらしいニュースに続き、グリフィン・パークで残りの期間についても、ユーティリタ・エナジーがクラブを支援してくれることになり、大きな喜びを感じています」
ブレントフォードFCは2019-20シーズン中に、現在建設中で17,250人収容のブレントフォード・コミュニティ・スタジアムに本拠地を移転する予定だ。
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元記事 - GRIFFIN PARK TO BE POWERED BY UTILITA
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