デイリー・メール紙によると、イングランド・プレミアリーグ(1部)のリヴァプールは、本拠地「アンフィールド」の収容人数増加のための拡大改修を計画しており、新たに改修されるスタンドのスポンサーシップ契約についても数社と協議中、とのことだ。
同クラブは2016年にもメイン・スタンドの客席を8,500席増やし、総収容人数を54,000人にしたばかりだ。
報道によると、リヴァプールは、メインスタンドの開発許可を申請した際に、今回の改修対象のゴール裏「アンフィールド・ロード・スタンド」の増設許可も取得していた、とのことだ。同スタンドの反対側には、世界的に有名なザ・コップ・スタンドがある。
また、クラブは2019年9月までにアンフィールド・ロード・スタンド改修計画を提出する必要がある、とされている。改修後、同スタジアムの収容人数は60,000人を越える。メインスタンド改修による120万ポンドの追加収入を得たことで、クラブ首脳陣は今夏にも新たな改修計画を発動させたい考えだ。
改修により、メインスタンド同様、アンフィールド・ロード・スタンドにも第3層が追加されることになる。同紙によると、すでに数社が改修後のスタンドのスポンサーシップに興味を示しているという。
リヴァプールのピーター・ムーアCEOは昨年、クラブがアンフィールド・ロード・スタンドの拡大改修を検討していることを認めており、報道が正しければ、すでに計画は動き出していそうだ。
現在、アンフィールドのスタンドに命名権スポンサーはついていない。クラブはメインスタンド改修後に命名権スポンサーを探したものの見つからず、昨年スポンサー探しを一旦凍結した。なお、メインスタンドの反対側のバックスタンドは、クラブの伝説的な選手および監督であったケニー・ダルグリッシュ氏の名前を冠している。
また、デイリー・メール紙は、アンフィールド・ロード・スタンドの改修は、近隣の住宅数棟を取り壊す必要があったメインスタンド改修よりも簡単な工事となり、増席数も(以前報道されていた)6,000席ではなく、8,000席の可能性もある、と予想している。
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元記事 - LIVERPOOL EYEING FURTHER ANFIELD EXPANSION
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