米・メジャーリーグベースボール(MLB)のオークランド・アスレチックスのオーナー、デイブ・カヴァル氏は、同球団が本拠地オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアムが建つ複合コンプレックスの買収に関心を示していることを表明した。
同コンプレックス内には、プロバスケットボールリーグ(NBA)のゴールデンステート・ウォリアーズの本拠地オラクル・アリーナも含まれる。
オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアムは、1968年以降、アスレチックスとプロアメリカンフットボールリーグ(NFL)のオークランド・レイダーズの本拠地として使用されてきたが、両チーム共に移転を検討している状況だ。レイダーズは現在、新スタジアムをラスベガスに建設中で、アスレチックスはコロシアムを含む複合コンプレックスの敷地、またはオークランドのハワード・ターミナル地区に新ボールパーク整備を検討している。
NBAのウォリアーズも来年にはオラクル・アリーナから、サンフランシスコのチェイス・センターに移転するため、アスレチックスがオークランド唯一の主要リーグ球団になる日は近い。アスレチックスはハワード・ターミナルを第1候補としているが、そちらを確保できない場合の保険としてコロシアムの複合コンプレックスを買収しておくのが無難と見ている。
カヴァル氏も「オークランドにおける球団の長期的な成長と成功を保証するには、私たちが自分のボールパークを所有することが最善策だと考えています」とサンフランシスコ・クロニクル紙に伝えている。
コロシアムの複合コンプレックスを買収する場合、オークランド市とアラメダ郡の約1億3500万米ドルの負債をアスレチックスが完済することになる。カヴァル氏はこれについて、「確実なオファーだと思います。ハワード・ターミナルで用地を取得できるかの保証はまったくありません。選択肢が必要で、コロシアムの敷地を所有する必要があるのなら、そうするまでです」と話した。
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元記事 - OAKLAND A'S TARGETING COLISEUM ACQUISITION
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