スペインのサッカー、ラ・リーガのプリメーラ・ディビシオン(1部)に所属するFCバルセロナは、本拠地カンプノウのネーミングライツ(命名権)契約について、2~3社と交渉中であることを認めた。
同クラブは現在、カンプノウと周辺地域の大型再開発プロジェクト「エスパイ・バルサ(Espai Barça)」を進行中で、その資金調達の一環として、事業パートナーとの協働を模索している。
総合情報サービス会社のブルームバーグに対し、FCバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は以下のように話す。
「カンプノウの改修が大きな注目を集めますが、エスパイ・バルサはそれだけのプロジェクトではありません。新たにアリーナを建設するなど、街づくりといえる規模です。投資総額は6億ユーロ(796億円=当時)におよびます。その半分をカバーできるようなネーミングライツの契約を念頭に、2~3社と話をしています」
2016年3月、クラブはこの再開発プロジェクトの国際設計コンペの勝者に、日本の日建設計とスペインのパスカル・アウジオ・アルキテクテスの共同チームを選んだ。2015年6月に始まった同コンペには、世界中から26社が参加した。クラブのソシオはこのコンペでは、新たなスタジアムの新設ではなく、既存のカンプノウの改修することを条件としていた。
1957年にオープンし、現在99,354人の収容人数を誇る歴史的なスタジアムのカンプノウが、大改修を経て、105,000人収容のさらに巨大なモニュメントへと生まれ変わる。
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元記事 - BARCELONA IN NEGOTIATIONS FOR CAMP NOU NAMING RIGHTS DEAL
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